台湾の新幹線は日本の700系をベースにしているとか。時速300キロで走る区間も、車内のドア上の電光掲示板にメッセージがでるくらいのあっさりかげん。それに時計表示がない。最近のJRの車両にある画面でニュースから天気予報、アニメやクイズやミニ知識まであるうえに、常に時計が表示されてる親切さに慣れてると、いちいち携帯で時間見なきゃいけないのが面倒です。そういえば、現地ではどうも時計が少ないみたい。ホテルでも部屋にも時計ないです。
日本の風景によく似た田園風景のなかを走り抜け、台南に着きました。高鐵の台南駅と、台鉄の台南駅は離れていて、列車が接続よくでるようになってます。乗り換えるのにうっかり駅の外に出てみたら、台南市内へ向かうバスやタクシーの人に呼び掛けられました。新幹線と台鉄の駅は通路でつながってるので、わざわざ出て来た人はそういうのを利用する人だって思われたわけ。
台鉄台南駅への途中では、古い駅舎のある駅を通ります。製糖工場があったりもします。15分くらいで、台南駅に着きました。
駅舎が歴史あるものだそうです。この駅には親切な観光案内所があって、地図がもらえたり日本語で何か聞いたりもできます。
南国らしく暑いけれど、意外と風が心地よい。木陰なら過ごしやすい感じです。
夫が調べておいた、台南たんつーめんの名店「度小月」は台北にもお店があるのですが、本場でたんつーめん食べるために台南にやってきました。息子は社会科の宿題が「世界の食に関するもの」だっていうので、取材用に写真撮って、作り方をメモ。お店の雰囲気も良く、たんつーめん美味しかったです。一杯が激安だって思ったら、とても小さいお椀で出てくる。おかわりするかおかずを色々頼むといいようです。私たちはソーセージ頼みました。
焼いたソーセージににんにくがかかっていて美味しかったのです。
食事もおいしかったし、度小月のお隣の幌布カバン店で素敵なトートを購入できました。店先で若い職人さんが布を縫っていて、奥でもミシンかけていたり、カバン作るところを初めてみました。
新幹線・台南駅から台鉄・台南駅まで区間車で移動。車内で車掌さんに切符を売ってもらった。
乗り換え時間がないときは、切符を買わないまま乗り込んでいい。
帰りは駅の自販機で切符を買ったら、なぜか運賃が少し高かった。
度小月。お客さんの前でたんつーめんを作ってる。
永盛帆布鞄店