ジブリ美術館 |
それで、はじめてジブリ美術館に行ってきた。といっても予約できたのが4時の回だったので、昼過ぎに家を出て、吉祥寺で買い物し、井の頭公園でカモを見て、ゆっくり美術館に到着。
6時の閉館までわずか2時間。指定時間の30分前から入れるけど、入れ替え制じゃないから、午前の回の人より入館料が安くてもいいんじゃない?なんて思いながら入館の列に並び、いよいよ中へ。
うわ~!天井の絵がかわいい。まずは1階のパティオの井戸(手押しポンプ)をみて、手荷物をロッカーに預け、外階段を通ってレストラン(何人も順番待ちしてた)をみて、ねこバスの部屋へ。
息子はねこバスの背中に乗ったり跳ねたりして大満足。バスの中にはまっくろくろすけがたくさんあって、ボールプールみたい。1才くらいの子も小学生も一緒なのでハラハラしたけど、係のお姉さん達がちゃんと見てくれてました。
ねこバスは交代制。館内の写真撮影は不可だから、親ものんびり子どもが遊ぶのを眺められます。同じ3階にはお土産ショップがあるので、ちょっと買い物。なんかディズニーランドに行ったように友達になんか買っていかなきゃなんて思っちゃう。70万以上する飛行機の模型などもあって、みてるだけでも楽しいな。
またまた外階段を通って、ラピュタのロボット兵に感動!2階に下りて展示室をじっくり見て回って、ああ子連れだとゆっくりできないわ~。
夕焼けを見つめるロボット兵、なに思う・・・
ウォレスとグルミットの展示、想像してたよりもずっと興味深かったです。パラパラアニメがあったり、人形の骨格から展示されてたり。ジブリの映画づくりの部屋なんて、きっと何時間いても飽きないと思うわ。ナウシカとかもののけ姫とかで壁が埋め尽くされてるんだもの。さわっていい宝の箱などもあって、係の方が教えてくれて親切でした。
子連れだと「触っちゃ駄目!」連発なので、こういう触ってもいい場所はありがたいです。
紅のブタが気球で飛ぶシーンをどう撮影したかの解説は、実際にセルを動かせるので息子が非常に気に入って、他のお客さんのためにもセルを動かすためのハンドルを回してあげるほどでした。絵コンテ集って何が面白いのかって思ってたけど、自分が見た映画のは、こういう指定で描かれたんだっていうのが分かるのって楽しいって、初めて思った。
5時過ぎ「土星座」で映画「めいとこねこバス」鑑賞。入館の時もらった映画鑑賞券は3こまのフィルムなんだけど、息子は「ねこの恩返し」のむたさんだったのでたいそう喜んでました。
映画はみんなに大受けで、外国から来たらしきお客さんたちも笑ってました。
アニメに言葉の壁なんて無いよねぇ。
1階のアニメの原理の部屋では、ロボット兵のまわりを鳥がはばたく装置が感動もの。この部屋も時間が経つのを忘れるなぁ。
6時の閉館まであっという間だったけど、2時間ちょっとでもあれこれ見られて、これで大人千円は安い!小学生400円なんて申し訳ないくらい。
静かな雰囲気がよかったし、係の人みんな感じがよくて、リピーターになること間違いなし!