PROMISE~無極~ |
真田広之のファンなので、つまらないっていう噂にめげずに見てみました。
運命は変えられるのか?ラストは?傾城(セシリア・チャン)は運命の2択問題を言い直せたのか?それに崑崙(チャン・ドンゴン)は黒い羽のマントを着てしまったけれど、あれを着るともう脱げないんでしょう?ってことは花鎧は誰が着ることになるのか?
CGの使い方が雑だったなぁ。コミック風をねらってわざとしてるのか?予算の関係か?ストーリーはなくても、映像が美しかったら別にいいんだけど、両方だめだとねぇ。
チェン・カイコー監督は、「さらばわが愛・覇王別姫」は素晴らしかったのに。
映画の宣伝でメイキングみたときは面白そうなだったのに、本編は盛り上がりにかけるもので、最後の大将軍光明(真田広之)と北の公爵・無歓(ニコラス・ツェー)の斬り合い以外は、だらだら。ほんとは感動するとこなんだろうけど、崑崙が傾城を凧揚げしながら逃げるとこなんて、笑いそうだった。それにしても、メイキングでチャン・ドンゴンが毎日ランニングマシーンで走ってばかりいたって言ってた訳が分かりました!
ニコラス・ツェーせっかくかっこいいのに、あんな指差し型の杖で台無し。杖の人差し指がいつ鼻の穴に入るかヒヤヒヤした。
傾城も真実の愛以外のこの世のすべてを手にする女にしては、華がなかったし、主役達みんないまひとつ綺麗に撮られてないし、光明も大将軍って言う貫禄がないから、女のためにへなへなしてるとこばかり頭に残る。チャン・ドンゴンだけ目立ってた。四つんばい走りみたいなかっこ悪いのも、花鎧つけて目ぎらぎらさせてるとこも。
刺客の鬼狼(リイウ・ユエ)は「山の郵便配達」の人だ。彼はこの映画でもよかったな。
中国語が母国語でない俳優をメインにして、日本人には彼らの発音や表現法がいいか悪いかも分からず、ストーリーも映像も駄目駄目だから、どこ見ていいか分からない映画で困惑した。