私の名前はキム・サムスン 「第5話 恋はもともと子どもじみたものです」 |
サムスンがどうにかしてくれるよね、きっと。
今回ジノンもヒジンもいいとこなし。
サムスンだけが共感できる第5話です。
ジノンはいつになったら大人の男になってくれるんだろ?
泥酔したジノンをマンションまで連れ帰り、服を脱がせてあげるサムスン。靴下の匂いかいじゃって、臭くないみたいで何度も・・・でもっておもいっきり蹴られてほんとに痛そう。
上着を脱がそうとして、逆にベッドに押し倒されちゃった。でもジノンよく寝てます。
顔をすりすりしてきて・・・
「神様、私を試さないでください・・・セクハラさせないで・・・」
でもジノンがせつなそうに「・・・ヒジナー・・・ヒジナー・・・」
「どっちの?はっきりさせてよ・・・しょうもない・・・ずっと心を閉ざして、彼女を待ってたの・・・」
ため息つくサムスン。ジノン足まで乗っけてきて、サムスン身動きとれない。
「ご無沙汰なんだから・・・こういうの困るのよね・・・」
ジノン、うなされて目が覚める。
サムスンが朝食作ってる。
思わず体を確かめるジノン(笑える)
「もしかして泊まったの?なぜ」
「ひきとめたのは社長ですよ。覚えてない?」
思わせぶりに腰が痛いとかだるいとかいうサムスンに動揺するジノンが笑える。
そこへ朝っぱらからたずねてきたヒジン。
「話があるの。あんなことになったわけを話すわ。私だってつらかったのよ」
でも、みだれたベッドに二人の朝食、なにかを想像させて・・・
帰ろうとするサムスンに
「行くな!このひとは僕の彼女だ。この人の前で話せ。こそこそしたくない」
なみだ目で帰るヒジン。
「好きなくせに!追いかけたら?これじゃ私バカみたい。あんな話されたら女は傷つくわ」
「黙ってろ!あんたに何が分かる?」 ジノンのほうが何考えてるのか分からないねぇ。
「上等よ!契約破棄ね。あんたの恋愛に利用するなんて、サイテーだわ」
ジノンも自分を捨てた女に突っ張りたいんだろうけど、サムスンの気持ちはどうでもいいのか?
ヒジンのほうも、なんだか子どもっぽい。自分のことしか考えられないんだろうね。好きじゃないな~。
レストランでは、注文した料理に手をつけない女にいらつく料理長が、難癖つけて客とトラブル。こんなうまいものを食べないなんてバカじゃないか!まで言い放ってます。
厨房では男の子たちが「あのクレープをつくるとろくなことがない」とか「目の下にクマができたらやばい」とか言ってます。黄色いピーマン切ってる男の子がかわいいね。
そのクレープが宙を飛び、ジノンの顔にベシャ!(ヒョンビン毎回顔に何かぶっかけられてるね)
そこにサムスンが。
「オンニ(姉さん)なにしてるの?社長まで???」
外泊した妹を訪ねてきた姉でした。サムシク(ジノン)結構かっこいいじゃない。とあれこれ問い詰める。
サムスンとジノン、トイレの前でけんかになっちゃった。
「私は関係ない。板ばさみにしないで。残酷です。あんな態度は子どもじみてるし卑怯よ」
「あんた、何様だ!口出しするな!」
「あんただって!タメぐちきく気?私を利用しないで!」
「何事にも協力する第2条だ」
「協力と利用は違うわ」
「知るかよ!」
「開き直り?」
「ひっこんでろ!」
「よく言うよ!そっちがまきこんだくせに。痴話げんかを見せつけたい訳?笑わせないでよ。たかが恋愛ぐらいで大げさに騒いじゃって、胸くそ悪くて見てらんないって言うの。やっぱり契約破棄ね」
「いいさ、これっきりだ。5000万ウォンはすぐ返せよ」と立ち去るジノン。
追いかけるサムスン。
「ちょっと、5000万って犬の名前?あんなには犬の名前程度でも、私には大事な家がかかってんの。お金に困って自殺する人もいる。なのにあんたはなによ。親が金持ちなだけだろ!
金なんてねえよ!工面できるまで契約続行だ。ただし私を利用しないで。私も干渉しない。協力はするけど、私の機嫌が悪ければ利用されてるとみなす!
それと、今度タメぐちきいたらぶっ殺してやる!わかった?」
言うなり花瓶を叩き割る。
あっけにとられつつ、ひきつるジノンだったけど冷静に「花瓶代の弁償は?」むかつくやつ!
「同じもの買ってやるよ!」
「花は?」
「買うよ、花が分かるの?」
立ち去るサムスン。ジノン平静な表情。ジノンって何考えてるかほんと分からない。
料理長がサムスンの味方なので、ヨンジャのいじめもむだになった。本名をばらされたけど、「サムスンのほうがずっといい。ヒジンなんて平凡だ」男の子達も同意。
サムスンみんなとなかよくなったみたいだけど、ヨンジャ気がすまないみたい。
ヒジンがサムスンをお茶に誘った。
最初はあたりさわりない会話だったものの、だんだんヒートアップしていきます。
サムスンがジノンをどれくらい知ってるのか探るヒジン、親公認の付き合いだと聞いて動揺。
サムスンもヒジンがなぜジノンと別れたか聞きたい。分かったのは3年間離れてたってことだけ。
「ヨリを戻したいんですか?」
「別れてません。事情があって3年間離れてただけです。ジノンは誤解してるだけ。彼を愛してますか?」
「(トイレ前でのけんかをおもいだすサムスン)・・もちろん愛してます・・・社長を・・・ジノンさんを愛してるんです。だから邪魔しないで。事情があるんでしょうけど、もう終わったことでしょう?」
どっちの彼か言い争う二人。
「たった100日でしょ?私とは8年よ」
「教えてあげるわ。思い出は思い出にすぎない。何の意味もないの。ヒジンさんには何の恨みはないけど、身を引いてください」
「いやよ。あなたが身を引いて」
「みかけによらず頑固ね。じゃあ彼を半分に分けますか?」
「子どもじみてるわ」
「あのね、恋はもともと子どもじみたものよ」
話をしたのは間違いだったと帰ろうとするヒジン。今度はどっちが支払うかで譲らない二人。
わりかんにすることになって、「相手の分を払いましょう。思い出になるから」とサムスン。
帰り道、車でサムスンを轢きそうになり、サムスンから髪の毛むしるぞこのアマ!って暴行される妄想してるのはヒジン?サムスン?それにしてもなぜ車道をあるいてるサムスン?
「なんであんなこと言っちゃたんだろ」
家でサムスンとイヨンが顔にパックしながらジノンが好きなのかどうか話してる。
いちいち姉の真似して痩せようとしてるサムスンが笑える。
「本気になっちゃえば!」とけしかける姉。
「宝くじが当たるよりありえないよ」とあきらめてるサムスン。
「機械が故障するってこともあるもの」ほんとにそういう事件があったんだって。
ジノンを意識してる事を認めたくないサムスン。
サムスンにとっては想定外の思い。いやなやつだし。お金を借りてるし。ありえないっておもってるっていうか、思おうとしてる。でも2回も二人で夜を明かしたし、何かとぶつかる事が多いと意識するよね。
ヒジンはアメリカの医者ヘンリーから、韓国に行く事を伝えられます。ヘンリーはヒジンにビデオレターで愛してるっていってたけど、なんだか平気なヒジンが不思議。
夜の庭で葉っぱ占い。葉っぱ少なすぎ。それで最後は好きになるのが予想通りで、それを無理やり嫌いにしちゃうのも予想通り。
「絶対ありえない。彼女への嫉妬じゃない。ミジ王(ジノン)にも興味は無い。二人の過去に嫉妬したんだ。私も過去に恋をした。でも別れた人を思って聞く曲もないし、今更はらをたてる情熱もない。だから二人が癇に障る」
お母さんも眠れなくて庭の畑を耕しに来ました。いっぱい植えられてるのは唐辛子。
レストランにはミジュがお菓子作りにやってきた。むっつり女秘書に連れられて。秘書は店に訪ねてきたという女のことをスパイに聞いているけど、電話の相手は誰だろう?
ミジュ、パティシエの帽子が似合ってほんと可愛い。クッキーつくろうっていうサムスン。
ジノンは支配人とヒョヌの婚約式の相談。
「この前の女性は昔の彼女でしょう?私を何度も訪ねてきたわ。最初の何回かはひざまずきひたすら謝ってた。そのあとは、私が寝込んでたので、お粥を作って掃除して、私の隣で泣いてたわ。・・・余計な事だったわね」
意外だなって顔して聞いてるジノン。ヒジンは事故のときジノンを見捨てたわけじゃないんだ。
支配人も昔なにかあったんだ。秘密の多い、レストランの人たち。
ミジュとサムスンは楽しくクッキーつくってる。ジノンもやってきて、一緒に作ることに。
ジノンもパティシエの帽子似合ってる。
でもサムスン、ジノンにはつっけんどんな態度。ジノン「やれやれ・・・」
サムスン、ミジュの帽子直してあげて、
「ミジュはモモみたいね」エンデのモモだね。ほんとそうかも。
「モモは家もなくて、パパとママもいないの。ミジュのパパとママはどこにいるの?」
「サムスンさん!」
ミジュの両親の事、まだ知らないんだっけ?知っててもあえて聞いたのかな?
「はいはい、やり直しね。モモはおばあさんもおじさんもいないかわいそうな子なの
(ほほえむジノン)
だけど、村の人はモモが大好き。モモは皆の話を聞くのが上手だから。自分は話せるのに、話をしないの。それで村の人の悩みを聞いてあげて、みんなすっきりして家に帰る。話を聞くって大事よ。
(耳をかたむけて聞くジノン。誰にむかってはなしてるのか分かったかな)
そんな大人になりたかったのに、口が達者な大人になっちゃった」
「ときどきモモみたいだ」
「私が?」
「モモも悪ガキだったのかな?」
「何ですって!」
ミジュが大人二人の顔に小麦粉をつけてふざけたりして、厨房が粉だらけになりながら笑いながらふざけるジノンとサムスン。
社長の笑い声初めて聞いたとレストランの人々。
「笑えるんだ。笑うのはじめてみた」ってサムスンも。
ミジュのおばあさん(ジノンの母)、お土産のクッキーに大喜び。でも、ヒジンが帰ってきたと聞いて、「あのことを口止めしなくては」って怪しい怪しい。
ヘンリー、ソウルに到着。早速借りた携帯でヒジンに電話してみるけど、迎えに来ないばかりか携帯の電源切ってるヒジンにちょっとがっかり・・・
ヘンリーはヒジンのマンションへ行くみたい。アックジョンドンとメモに書いてあるね。
そのヒジンはジノンのマンションで暗証番号押して勝手に部屋に入り込んでる。
まだまだ突っ張って、ヒジンをはねつけるジノン。
「ヒジンさん(サムスン)はお母さん公認?愛してるの?・・・結婚するの?・・・」
愛してるかどうか答えられないジノン「関係ないだろ!」
「話があるんだろ?言えよ。あんなことになったのは、他に男でもできたのか?」
「救いようが無いわ(泣)」ヒジン。
飲んでた缶ビール投げつけて切れるジノン。話を聞けってサムスン言ってたのにねぇ。
「ああ、救いようが無い男だよ。事故の1週間後に君は突然姿を消した。当然疑うだろ。
調べたけど、留学していなかったし、原因は僕の足か、他の男か?
一日何千回も君のことを考えた。夢の中でも君を見た。憎しみの力で今まで耐えてきた。
言え!なぜ姿を消したのか!」
泣きながら立ち去るヒジンをエレベーターのところで引き止めるジノン。
「降りろ!」
「降りたら彼女と別れる?」と言い争ってるうちに、他の客が来ちゃった。
エレベーターが閉まる直前、ジノンの頬を流れる一筋の涙。
ヒジンも泣きじゃくりながら去っていった。
ジノンはほんとにヒジンが好きだったんだよねぇ。今まで簡単に許せなかったのは好きだからだ・・・
追いかける時非常階段を使うのは予想通り。それで間に合わないのも・・・
ヒジンを待っていたのはヘンリー。思わずヘンリーの胸で泣くヒジン。
そんな二人を追いついたジノンが見ちゃった・・・
このドラマではヘンリーがいい人役らしく、空港に迎えに来なかったヒジンに「ほんとはちょっと期待したけど。電源切ってて僕を避けてる?僕が嫌いなの」って言いながら、泣いてる彼女をなぐさめてあげる男らしい人です。空港でもみんなが振り向くほどかっこいい。ダニエル・へニーかっこいいわ。
今回はまるで駄々っ子みたいなジノン、自分勝手なヒジンにイライラ。この先ジノンがどんだけ変わるか見ものだって言うので期待してます。