1%の奇跡 「第18話~20話」 |
ハン・ジュヒの父がソンヒョンデパートを買収しにかかっているらしい。
この危機をどう切り抜ける?
「第18話 できちゃった結婚よりいい方法 一緒に暮らそう」
二人の気持ちは結婚を決意して一直線なのに。タヒョナの両親はなかなか許してくれなさそう。
前回の誘拐事件で、チュヒを罪に問わなかったタヒョナのおかげで、買収騒ぎはすぐ収まって一安心。テハもチェインも大変な思いをしたけど、ハン会長の「金より子どもが大事だ」っていう気持ちで事件は解決。
テハはヒョンジンと24時間デートへ。チェインはタダとウォーキングデート。ドンくんのおなかがちらと見えたり、仲よさそうなふたりが楽しいデートシーン。川風も気持ちいい。そのあとタヒョナをインチョンまで送って行くと、帰り道ひとりでソウルに戻るのが寂しいってチェイン。
「結婚して一緒に住めば、こんな思いしなくていいぞ。・・・結婚するよな?」
結婚するわって返事を何度も聞きたいのねぇ。
「僕たち、結婚を決めました。どうかお許しを」というチェインに、驚く両親とソヒョンオッパ。
本当にこの人でいいの?っていうお母さんに、
「チェインさん以外に考えられない」
うわぁー、今までうなずくのが精一杯だったタダだけど、はっきり言葉にしてもらって、チェインじゃなくても喜びいっぱいだわ。
娘がその気ならと、しぶしぶ結婚を認めたお父さん。
日程決めは女性側がリードするらしい。
来春婚約して、秋に結婚(1年もあとじゃない!)だっていうお父さん。ほんとは結婚させたくないってみえみえかも。
「この秋に結婚します」ってチェイン。でももう11月だよ、無理すぎないか?
できちゃった結婚なら反対できないってヒョンジュンは言うけど、お堅いタダが良いっていうわけない!そこでハラボジ登場。
「なぜ私が孫の結婚の手助けしなきゃならない?タヒョナを紹介してやっただろ。お前の結婚で私が何の得をするんだ」
得にならなきゃ協力しないんだハラボジって。やっぱりね。
「・・・ひ孫を抱きたくはない?イ家の孫は自分ひとりだから、今回駄目ならあと10年結婚しないよ。そしたらひ孫は抱けないよ~」ハラボジ70歳以上だっていうから、10年待つのはきついかも。
なんだかタヒョナの家族が気の毒なほど、ハラボジペースですべてが進みます。
「どうか、老い先短い私のために、すぐ結婚させてやってください。ひ孫を抱いて、イ家が安泰なのを見届けたい」とかって。
いくらなんでもってためらうタヒョナだけど、チェインに押し切られちゃった。
「もう指輪も交換したし」
「カップルリングでしょっ」ていうタダに、うるさいな黙ってろ目線。
両家の顔合わせだけだったはずが、いきなり婚約式です。タダの両親とソヒョンオッパ、チェインのお母さんと叔母さんも渋い顔だけど。ハラボジが法律では仕方ないって。
「第19話 結婚を急ぐ理由 一緒に暮らそう」
今年中に結婚すると言い張るチェイン。忙しいから無理よっていうタヒョナ。
離れてるのがよっぽどさびしいのか、好きになったら一直線なのかチェイン。
離れているのが寂しいからって結婚して一緒に住もうっていう気持ち、結婚したことある人なら分かる分かる!でも日程があんまり急だもんねぇ。
遺言状のことは、チェインもテハも遺産はいらないって。会社の後継者はどうなるのか?
私などには、なんかよく分からないな。
早く結婚したいチェイン、式場が空いてるのが来週だからって、むりやり押し切っちゃたよ。
「来週の火曜日、結婚しよう」
「結婚てそんないいかげんなものなの?」
「俺を愛してないのか!」
「大声出さないでよ。愛してるわよ」
って、ようやく愛してるって言ってくれたって、にこにこしてるチェインに、
「愛してても結婚は別でしょ」っていうタヒョナ。
「11月11日に結婚式を挙げます」って「お許しを」っていきなり言われてもねぇ。来週なんて。
タヒョナはチェインさんのいうとおりにするわって、なんだかとっても素直。
でも、最初は別居がいいという両親に、
「ひとり息子のチェインさんと結婚するんだから、同居するわ。彼がどういっても、そうする」
こんないい人ぜ~たい他にいません!
タダのお母さんの心配はもっともです。
いきなり来週結婚だって、それにチェインのお母さんとの同居なんて。
「別居でなければ認めないわ」っていうタダのお母さん。財閥に嫁ぐだけでも心配なのに、家事ができない娘を相手の母親がどう思うかって。タダ、ハラボジとのデートでお茶を用意するときに、お母さんに聞かないと麦茶の在り処も分からなかったもんね。台所仕事より本を読むほうが好きだったのかも。
「相談して新居を用意できると思います」ってチェイン。でも自分のお母さんには同居してくれる人でなければ結婚しないって言ってたんだよね。その条件を変えてまでタダと結婚したいってことか、タダを信じてるのか。
「私、同居するわ。チェインさんはひとり息子だから、同居するのが当然だと思う」ってタダ。チェイン嬉しかったよね。やだっていわれても仕方ないもんね。
同居するってなかなか言えることではないし、同居してからが大変だよ。タダのお母さんの心配よく分かります。同居したことない嫁のわたしだけど、方々からいろんな事例を聞いてますから。
「彼の望みはかなえてあげたい。人並みな家庭生活は9歳までだったから、同居して家族と暮らさせてあげたい」
こんな優しい人をよく選んだよね。
「でも、教師の仕事はやめないわ。教師になるのが夢だったの。駄目なら結婚はしない」
財閥の嫁って不自由な生活だっていう話だったけど、大丈夫なのかな。長距離通勤みたいだし。
方向音痴だし運転できないし。でも決めたことを変えないのはチェイン以上に頑固なタヒョナだから。
ヒョンジンはテハと外泊。ソヒョンオッパの心配はもっともだ。テハを信じて大丈夫かな。
本人よりお母さんが大変な家だよ。
チェインのお父さんのお墓に、結婚の報告をしに行く二人。
お父さんとの約束はすべて守るよ。タヒョナと一緒に。
タヒョナがお墓にお酒をかけるとき、ほんとうにお父さんに飲んでもらってるみたい。
何度見ても涙が出るシーンです。
ハラボジ、遺言状は書き換えてないって。
(っていうことは、遺言どおり会社の株はゆくゆくチェインのものになるのかな?)
「私のものは全部タヒョナのものだ。お金は稼ぐより使い道が大事だとタヒョナに教わった」
タヒョナはヒョンジンの医学部の学費を出してあげてたんだね。だから貯金は無い。
「家族だから当然」だと。
「貯金のない女と結婚するのか」
「そのかわり心が豊かな女性と結婚できるのよ」
「そうだ。だからお前が好きだ」
「心が豊かだから?」
「かわいいから。ばあさんになっても心がかわいいままだ。だから一生かわいい女と暮らせる」
そういうチェインもかわいいです。
「感動的なコメントだろ。なにか言う事は?」
「ん~と。そうね、今まで出会った人の中で、チェインさんが最悪よ」
「なに~」
「これ以上悪くならない、良くなるってことでしょう?だから結婚するのよ」
がー。って握ってたタヒョナの手をかじろうとするチェインがかわいいです。
「第20話 あきれた新婚旅行 初夜は別々に そしてまた一緒に」
そういえばまだ新婚旅行を決めてなかった。
「お前がいるところがいい」「私も一緒ならどこでもいいわ」
そうして決めた旅行先はウェモク。夜中の逃避行したところ。
幸せな二人に比べ、テハは母親の猛反対にあい家出中。チェインのマンション借りてます。
チェインすっかり頼られる人になったね。
ヒョンジンはテハママに別れるように命令された。意外と冷静に別れるというヒョンジンに、テハママ少し驚いたようだ。ヒョンジンはテハを避けるけど、テハの気持ちは変わらないみたい。
結婚式の前の夜、チェインのお母さんが言って聞かせます。
「タヒョナを守れるのはあなただけよ。結婚して女は苦労するの。味方は夫だけ。分かるわね」
「タヒョナをしあわせにするよ。お母さんもね」と誓うチェインです。
いよいよ結婚式を迎え、新婚旅行へ。
ホテルの部屋で
「やっと二人きりになれたね」とチェインがそわそわしてるとこ、かわいい。
「これから何をする?」
「何しましょうか?海岸を散歩するとか?」まだ昼間だしね。
「寒いからやだ」じゃあ何するの?
「俺たち結婚したんだな」照れますね。
このあとがおかしいんだよね。
「誰がこの人と結婚するんだろうって心配してたけど、結局私だったのね。
どれどれ、少しはまともになったかな?」
指でチェインのほっぺをぐいぐい。
いい感じの二人だったのに、チェインの携帯に電話が。そしていきなり仕事モードだ。
「パソコン持ってきて」って、すっかりタヒョナのこと忘れて仕事に没頭。
大きな仕事が決まるかどうかの時に結婚したんだもんね。会議の入札しなきゃ。
チェインに忘れられて、ひとりきりで、寂しくて、夕方の浜辺で海に両手を浸すタヒョナ。
まわりはカップルだけだから、余計寂しい。
やっと気づいたチェインがホテル中を探し回る。
仲直りして、ようやく二人で・・・っていうときにまたメールが。
「ひとりで寝れば!手は出さないでね!」
「まじかよ!」
明け方、ひとりでぐっすり寝てるタヒョナに、
「新婚初夜によくひとりで寝れるよな」
「仕事してる人もいるでしょ!」
でも、ここに来たからには朝日を見なきゃ。
「前に見たときより綺麗だ。あの時はタダの気持ちが分からず不安だったから」
「嫌ならついて行かないわ」
このまま、二人が幸せでいられますように。