1%の奇跡 「第15話 彼女の隠された真実 あなたは私だけのもの」 |
「信じさせてやる。結婚しよう」
でもなぜか素直じゃないタヒョナです。
「だまされたと思って、信じるわ」
「男が結婚しようって言ってるのに、だまされたと思って信じるって?
イエスかノーで答えるもんだろ!なぜ俺を信じない?」
「女性が出入りしてるからですよ。プロポーズは女性問題を片付けてからにしてね」
「女の出入りが気になるなら、お前が俺の家にいろよ。結婚すれば女は寄り付かなくなるぞ」
まあ、そうだろうけどね。
「俺は本気だ」
そうそう、目が本気だよ。顔が引き締まって、大人っぽくなってきたね。
でも、ちょっと目がうるうるしてたようだけど、返事は保留みたいなタヒョナでした。
ハン・ジュヒはチェインの妹チェヨンから、契約書のことを聞きます。そんなものには邪魔させないわっていう感じだ。さすがお嬢様だ。
ヒョンジンはテハからでっかい犬のぬいぐるみプレゼントされて、テハに心を開きつつあります。
いい雰囲気なんだけど、信じて大丈夫かな。。
チェインとタヒョナの昼間のデート。いつもスーツでデートしてるチェイン、仕事の合間に会ってるんでしょうね。
「みんなに見せてやるんだ。俺が本気だってこと、みんなにみてもらうんだ。大声で告白してもいいし、キスしてもいいぞ(くちびるをあわせるのだっていいぞ)」だって。
階段の途中で目を閉じて口とがらしてるチェインかわいい!
タヒョナに逃げられそうになって、そっと捕まえて、でこチューするチェイン。
こんなに大事にされてるなら、なんでも信じてあげなきゃね。
「父は9歳のときに死んだ。人並みな家庭生活はたった9年間だ。今まで不自由はなかったけど、家族で住んだ家を時々思い出すよ。・・・・」
お互いの家族の話をする二人。歩いてるのは健康歩道。石が敷いてあって足裏のツボをマッサージするもので、時々すご~く痛いこともあるよね。
「チェインさん」
「え、足痛い?」
「チェインさんかわいい!」
「何だよ、可愛いって」って照れてるチェイン。
「そんな性格で、今までまっすぐ生きてきてチェインさん偉いわ。・・いとしい!」
頭なでてもらって、好きって初めて言ってもらえて、このカップルほんとほのぼのしてます。
見てるこっちも微笑むしかない。
ハン・ジュヒ、相変わらずチェインの家族に取り入ってます。プロ並みの腕前でつくったお菓子を持ってきた。ハラボジに、自分の父と面会して結婚の話をすすめてくれるようお願いします。
ハラボジ、ハンジュン化学会長(チュヒの父)と会うよう日程調整するって。
チュヒ、またまたチェインに会いに来て、好きになった理由をせつせつと訴えますが、チェインの気持ちは動きません。
「今好きあっていても、今に気持ちは変わると思うわ」
「10年、20年の間に少しは変わるかもしれないが、ねっこの部分では変わらないよ。お前のことは妹としか思えない。それ以上のことはできない」
チェインのお母さんは、普通の家の出身で結婚に反対され、自分のせいでチェインの父が苦労して、早く亡くなったんだと思ってる。チェインの嫁は、チェヒみたいな釣り合う相手がいいと思うと、キム秘書に語ってます。「チェインに同じ苦労はさせたくない」って。
タヒョナはチェインのお母さんに正式に挨拶することになりました。
来て行く服に悩み、結婚していいかについても悩むタヒョナ。ヒョンジンがいつもどおり気持ちの整理を助けてくれます。
テハは目標と違う人ヒョンジンと会ってる事が母親にばれました。キレてるお母さん怖いわ~。
でもテハは冷静に、「彼女も目標達成の一環だ」って。
テハのお父さん、いつものように「テハは賢いから大丈夫」お気楽なパパ。
タヒョナはチェイン、チェインのお母さんと会食。結婚相手の親に会うって、緊張しますね。食事は喉を通らないと思うわ。チェインが職場からの電話に出てる間、チェインのお母さんが心のこもった話をします。
「普通の家から嫁に来て、未だに苦労しているの。夫が苦労していても助ける方法も分からないで見ているだけなのは寂しくて辛かった。結婚はゴールじゃないのよ。チェインと結婚するなら、一生苦労する覚悟がいるわ。よく考えて決めなさい。反対しているのではなく、娘だと思って言ってるのよ」
ほんと泣けますね。タヒョナの両親も同じことで反対しているんだし。苦労が目に見えてる結婚は簡単に賛成して許すわけには行きません。
帰りの車で考え込むタヒョナ。結婚が現実になってくると、怖くなるよね。
チェインのお母さんはタヒョナを「いい人だったわ。この家でやっていけるかは分からないけど」
チェインの妹は友だちのチュヒのほうがいいのではって思ってるね。
家でも考え込むタヒョナに、ヒョンジンが気持ちを確かめます。
「チェインさんが好きなんでしょう?」
「好きだなんて・・・。チェインさんだからよ。妙に心に残る人なの。あの人といっしょならいい時はもちろんいいし、つらいときもそれ以上悪くならないと思うの」
「チェインさんが最悪だから?もう愛はとめられないわね。」
チュヒはなおもチェインの家族を懐柔してます。チェインのお母さんと自分の父を会わせようとしますが、チェイン母は慎重です。思い通りに行かなかったけど、代わりにチェインの誕生日食事会を計画。ほんとしつこいな。
タヒョナもチェインの誕生日プレゼントを買いにデパートに。ヒョンジンが「ネクタイにしなさいよ」って言ってるのに、「ネクタイは男を縛り付けるものだって生徒が言うのよ。逃げちゃ駄目!ぎゅーって。犬の首輪みたいに」結局買ったのはネクタイピン。
デパートでばったり会ったテハ、「今度お友だちにも紹介してください」ってやっぱり遺言状のことでまだなにかたくらんでる?最終目標はタヒョナなの?
タヒョナとチュヒ、またまた女の戦いです。
「悪いけどチュヒさんと話すことはありません」とタヒョナ
「私も嫌々誘いました」ってチュヒ。最初から火花びしびし飛んでます!
「会ってるのは契約書のためでしょう?」
「契約なら終わりました。今は好きだから会ってます。お互い嫌いな人に会うことはしませんから」
「お二人が本気で相思相愛なのは分かります。でも結婚は現実ですよ。愛だけで結婚しても、お二人は苦労するだけです。人は変わるもの。私ならチェインさんに合わせて自分を変えられるわ」
「チュヒさんの言う事、考えると私も怖くなります。今も辛い思いをしています。
今までもお互い歩み寄って変わってきて、ようやくお互いが見合うような存在になれた。結婚すれば、また変わるでしょう。チェインさんが変わってしまったら・・・
でも、お互いを信じて愛し合う。その気持ちがあればお互いが変わってしまっても私は大丈夫です。どんなことにも耐えられるでしょう」
そう言ったものの、ひとりになると暗い表情のタヒョナでした。
チェインの誕生祝食事会、チュヒの手料理に手をつけず、「母さんの手料理を食べにきた」ってご飯しか食べなかったチェイン。すご~く気まずい食事会になっちゃた。
家族にも
「チュヒは妹としか見られない。結婚したい女がいる。お母さん、僕タヒョナと結婚します」
はっきり結婚宣言しました。
「手料理を食べて欲しかった。チェインさんの口に合うようお母さんの味を習うわ」
チュヒの必死なお願いにも、
「気持ちを知っているから食べられなかった。俺が食べたいと思うのは具がはみ出した彼女の作った海苔巻きだ。もうこんなことやめてくれ」
誕生会は気まずかったけど、タヒョナから「誕生日おめでとう」コール。
タヒョナ、食事会にチュヒが行ってるのを知っているから、どきどきしています。
「食事はおいしかった?」「ご飯だけはね」
誕生日のプレゼントはないのかって文句言うチェイン。あるって言えないタヒョナ。
「いいよ。でもかわりに質問したらなんでも返事はイエ~イ(はい)って言えよ」
「お金がかからないものね、いいわ」
「結婚しよう」
「はい?」
「お休み、誕生日プレゼントありがとー!」
はいって言わせたぞってニコニコするチェインが最高に可愛い!
ハラボジがチュヒの父と面談するって聞いて、ハラボジを問い詰めるチェイン。
「ハンジュ化学は惜しくないのか?」
「考える価値もない。面談は日延べしてくれ」
「いつならいいんだ!」
「少し待ってください」
「ぐずぐずするな。この婚約騒ぎでタヒョナやタヒョナの両親がどう思ってるかかんがえたか!」
「あと、ほんのちょっとだけ待って。僕が結婚した後なら構わない」
思い通りにことが運びそうで、ヒヒヒ笑いのハラボジ。
タヒョナに会いにインチョンにきたチェインだけど、タヒョナはプレゼントを買いなおしにソウルに行ってます。タヒョナがいないあいだ、お父さんにいじめられるチェインでしたが、タヒョナが戻ってくるなり
「何時だと思ってるんだ!どこに行ってた!」って保護者か君は?
食事のあと、そっけないタヒョナに不安なチェイン。
「ちょっと来て」って言う時の顔が、すご~くいいです。
不機嫌なタヒョナ。プレゼントをチェインに押し付けます。
「プレゼントはもうもらったのに(でも嬉しそう!)」
「嫌な女になりそう。昨日は何してたの?」って食事会を気にしてます。
「家族と食事した」って返事に、「チュヒさんも家族なの?」
「チュヒは勝手に来てただけだよ。それを気にしてたのか?(なあんだ)
結婚したい人がいるって皆に言ったんだ。昨日電話で行ったのは本気だよ。」
そうそう、何度もプロポーズしてるもんね。
「そろそろ結論を出そう。結婚しよう」
タヒョナの家の門の前で「返事は?」「誕生日おめでとう」
「誕生日はもう過ぎた。結婚するか?」
うなずきそうなタヒョナだったね。タイミング悪く、一台の車が近づいてきた。
車から降りてきたのはヒョンジンとテハ。にらみ合う男二人。