言葉と天気検定 5月15日〜19日 金曜旬語録 |
15日
ことば検定
「はしゃぐ」の元々の意味は?
乾燥する or 馬が走る or バスは時間通りに…
5月15日は平成5年(1993年)Jリーグが開幕した日。月曜コメンテーターの福田さんは当時26歳、ミスターレッズとして大活躍。福田さんや開幕戦の懐かし映像ありがと〜。開幕戦は川崎ベルディvs横浜マリノス 1ー 2 でマリノス勝利。サポーターは大はしゃぎ。
天気検定
今年の沖縄の梅雨入りは、平年に比べて?
早い or 遅い or 平年と同じ
今朝は栃木県那須町の那須フラワーワールドから。約5万平方メートルの敷地に25万本のチューリップが夢の世界みたいに美しく咲いています。見渡す限り、色とりどりの花々がきれい!
見頃は明日明後日くらいがピークだそうです。晴れたら那須の山々を背景にした花の絨毯の素晴らしい景色が楽しめるそうです。
答え
ことば/乾燥する
「はしゃぐ」は元々「はしやぐ」といい、島崎藤村の『破壊』に 「〜それは めづらしく 乾燥いだ(はしやいだ)、風のない日で、汗は〜 」とあるように、乾燥するという意味。
広辞苑によると、燥ぐ(はしゃぐ)①かわく。乾燥する。②調子にのって、うかれさわぐ。
諸説あるが、気分が沈む=湿っぽい。それに対して、浮かれる=はしゃぐ(乾燥する)となったというのが有力。
バスは時間どおりに。はしゃぐでなく、発車グー。
天気/遅い
今年は5月13日ごろ梅雨入りした。平年は5月9日ごろ
わたしの検定結果/両方ハズレ。
16日
ことば検定
「道」に由来する言葉は?
ちまた or 堂々巡り or 2代目 相棒
今日は「旅の日」。1689年に松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅に出発した(元禄2年3月27日)。
天気検定
お茶に含まれるカテキン。次のうち最もカテキンの量が多いのは?
玉露 or 紅茶 or 煎茶
今朝は茨城県大子町にある奥久慈茶の里公園から。ここはお茶栽培の北限にあたり、公園に作られた茶畑で茶摘み体験(有料)がてき、その葉っぱを天ぷらで食べられる(650円)。煎茶にもできる。葉っぱの天ぷら珍しいです。園内には茶室もあり、予約すれば茶道体験もできる(有料)。手もみ体験もあり。
答え
ことば/ちまた
ち=道、また=股。「ちまた」とは分かれ道のこと。道が分かれるところは多くの人が行き来するので、人々が集まり賑わうことを表すようになり、さらに世間・世の中という意味で「ちまた」というようになった。
堂々巡りとは願い事をして本堂の周りを巡ること。同じ場所を何度もまわる様子から、同じ議論などを繰り返して果てしのないことを意味するようになった。
2代目 相棒は神戸尊を演じたミッチーこと及川光博さん。亀山薫、神戸尊、甲斐亨、冠城亘。「か」ではじまり「る」で終わるのはご存知の通り。歴代相棒、もちろんカイトくん(成宮寛貴さん)の写真も用意されてて嬉しい事です。
天気/煎茶
カテキンの量を煎茶と比べると、玉露は日光を遮って栽培されるため少ない。紅茶は茶葉を発酵させるため少ない。カテキンの量は日光の強さや浴びる時間にも影響を受けるとのこと。
私の検定結果/言葉は正解、天気はハズレ。
今日は依田さんが「暑さに気をつけて、行ってらっしゃい!」と言ってくれたので元気に仕事に出かけられました(^^)
17日
ことば検定
「茶番」の由来は?
峠の茶屋 or 楽屋の寸劇 or トビウオ・さくら・なでしこ
今日は「お茶漬けの日」。永谷園のルーツ、煎茶の製法を発明し普及に貢献した永谷宗七郎の命日(安永7年5月17日)にちなむ。永谷園のお茶づけ海苔は昭和27年に発売され今年66年目を迎えるロングセラー。
天気検定
「環水平アーク」について正しいものはどれか?
本州で真冬見られず
or
日没直前に見られる
or
北極でも見られる
中継は神奈川県横浜市中区、港の見える丘公園から。イングリッシュローズの庭には150種類、1200株の薔薇が見頃。赤い薔薇「ザ・プリンス」は花びらが独特で香り豊か。英国式の庭を散策して季節の花々を鑑賞できる。
答え
ことば/楽屋の寸劇
「茶番狂言」といい江戸時代に町人の間で大流行した素人芝居のこと。そのルーツは芝居小屋でまだ舞台に立てない下っ端役者たちが先輩の看板役者を楽しませるために行った寸劇。歌舞伎のパロディやショートコントのようなものだったという。その寸劇は若手のお茶当番がお茶を出す時に行ったことから茶番狂言という。
その後、茶番狂言は町人たちの素人芝居を指すようになり、素人による単純な内容から見え透いた芝居がかった振る舞いという意味で「茶番」というようになった。
茶番じゃなくてジャパン。トビウオジャパン・さくらジャパン・なでしこジャパン は、それぞれ競泳・ホッケー女子天気サッカー女子の日本代表の愛称。
天気/本州で真冬見られず
虹は雨上がりなどで通年見られる。環水平アークは太陽の位置が高い4月〜9月ごろに見える現象。太陽の少し下に水平な虹色が見える。太陽が高く登らない北極では見られない。
私の検定結果/ことばは正解、天気はハズレ。
18日
ことば検定
視聴者から寄せられた問題。
一斗缶の「斗」とは何に由来する?
柄杓(ひしゃく) or 稲 or 立入禁止
今日は18リットル缶の日。元は一斗缶(約18リットル)で、昔は5ガロン缶と呼ばれたので、5月18日に制定された。
天気検定
小田急 山のホテルの庭園で、ツツジが咲く順番は?
白から or ピンクから or すべて同時
今朝は神奈川県箱根町の小田急 山のホテルから。ツツジで有名な庭園が今年も見頃に。百年の歴史がある30種類3千株のツツジが色鮮やかに咲いてます。美しい庭園をゆっくり散策したいですね。大正期に発表された「京鹿の子」というツツジは貴重な品種。
期間限定のスイーツもあり。ブリーズ・ドュース〜心地良いそよ風〜はツツジの香りをつけた紅茶のムースとアイスクリーム。散策中に帽子がそよ風にふわっとした情景を表現したそうです。
答え
ことば/柄杓(ひしゃく)
古代文字に由来。「斗」は秦の始皇帝が単位を統一した時に採用された。北斗七星も柄杓の形に星が並んでいるので「斗」。
尺貫法・量の単位
1升=10合
1斗=10升
(約18ℓ)
1石=10斗
店先で見かけるものの意味は?
春夏冬
二升5合
(秋無い=商い)(二升5合=ますます「益々」。5合つまり一升の半分は半升、はんしょうだから「繁盛」)
つまり、商い益々繁盛という意味。
立入禁止は「行くとあかん」
天気/ピンクから
ピンク→赤→紫→白の順に咲くそうです。
山のホテルの今年の花の見頃は来週前半まで。
私の検定結果/言葉は正解、天気はハズレ。
19日
ことば検定
傑作選。昨年5月18日放送分から。
「言葉のあや」、本来の意味は?
不用意な発言 or 巧みな言い方 or 宍戸江利花
今日は語呂合わせで「ことばの日」。ネットなどで言われ始めたもので正式な記念日ではない。
天気検定
紫外線は標高が高くなるとどうなる?
減少する or 増加する or 変わらない
神奈川県横須賀市・くりはま花の国から。1.8ヘクタールの広さに100万本の色とりどりのシャーレーポピーが見頃。今年は雨が多くいつもより大きく育って、花々の間を歩けば童話の世界に迷い込んだよう。ポピーまつりは6月11日まで。入園無料。来月には摘み取りイベントもある他、週末にイベントが開催されるそうです。
昨日の午後は急な大雨で大変でした。今日はよく晴れ週末にかけて暑くなる。熱中症に注意します。検定の時間の頃は半そでTシャツ一枚になった依田さんに季節の変化を感じます。
答え
ことば/巧みな言い方
「綾」あやとは綾織のこと。言葉の綾は巧みな言い方=比喩、微妙なニュアンスを表現をした時に、意味が間違って伝わり誤解されたりすると、「それは言葉のあやだよ」と言い訳して誤解を解こうとするとき使う。不用意な発言や言葉足らずの言い訳という意味で使うのは間違い。
宍戸江利花とは、「あや」ではなくアジャコングさんの本名。
天気/増加する
標高千メートル上がるごとに10%UPする。
私の検定結果/両方正解。
金曜旬語録 たけのこしょうず
問題 広辞苑にのっていない言葉は?
青:筍生活
赤:筍医者
緑:筍出世
答え
緑:筍出世
「縁の下の筍」ならば広辞苑にあり、立身出世できない人のたとえだという。
筍生活とは、皮を一枚づつ剥ぐように生活のために家にあるものを売って食いつなぐこと。
筍医者とは、やぶにも至らない、技術が稚拙な医者をあざけっていう言葉。
「たけのこしょうず」とは〜
二十四節気の立夏を3つに区切ったもの。「かわずはじめてなく」「みみずいずる」「たけのこしょうず」
二十四節気を細かく区切ったものを七十二候という。
5月16日〜20日が「たけのこしょうず」となり、筍の字は旬の文字があるように、美味しく食べられるのが10日くらいだということに由来する。
竹取物語でかぐや姫が入っていたのは、筍として食べる孟宗竹では無い。孟宗竹は江戸時代に中国からきたもので、竹取物語の平安時代にはまだ日本に伝わっていない。当時あったのは真竹、淡竹で少し細い竹。今の時期に筍が生える。 真竹、淡竹は3ヶ月で大人の竹になり、寿命は約20年。かぐや姫は成長するまでに3ヶ月。約20年後に月に帰っていった。作者は竹に詳しかったかもといわれている。
竹馬の友とは幼い時に竹馬に乗って遊んだ友だち。桓温と殷浩の故事とは、殷浩を失脚させた桓温が「子どもの頃竹馬でよく遊んだが、私が竹馬を捨てると殷浩はそれを拾って乗ったものだ。もともと奴は私の下に立つべき存在なのだ」と言った。竹馬の友にはこのように仲良しの幼馴染の意味はなかったが、今では仲の良い幼馴染という意味で使う。