朝ドラ とと姉ちゃん お竜 |
小橋家より、お竜さんの話が見たい。今までどんな苦労をして家族の面倒を見てきたのか。
いっそのこと、お竜さんが出会った人のなかに、暮しの手帖を発行することになる女性がいた設定にしたら?今の常子なら、それくらいがちょうどいい。
焼け出されて、川崎の親戚に身を寄せるというお竜さんたち。
君子は小豆の鍋を見て、こりゃ出せないわと思ったらしい。
君子がどうぞと出したのは、わずかに葉っぱが浮いた白湯?なんだこりゃ?
おはぎをつくるための米はどうした?薄いお粥にして、みんなで食べたらいいのに。君子はケチなのか?娘の恩人なのに(-。-;
配給は止まっても、何かしら食べ物がありそう。
焦げた小豆でも少しは食べられるところがあったのでは?他にも食べ物ありそうな家です。人参とか。
小橋家って、ままごと家族みたい。常子なんて、お竜さんの苦労話聞いても、どうしていいかわからず、目を泳がせてるし。
戦争が終わったら、何したいかと話が弾む夜のひととき。
お竜さんちの幼い弟妹は、上野動物園に行きたい。(かわいそうに。動物たちは殺されてしまいました。今の私たちが見たら泣くところなのかも。)
雛子は、好きなだけ小説を書くこと。(今でもすぐにでも書いてください。二足のわらじの作家なんて大勢います。それより、小説を書きたいのに書けないもどかしさを感じたシーンがあったっけ?勤めると聞いて去って行った早稲田の学生が恋しいだけ?)
美子は、可愛いお洋服をいっぱい作って着たいな。(和裁が得意なのかと思ってました。ミシン使ってるのかな?しかし生地が入手困難かも)
お竜さんは戦争が終わってくれれば。
妙な間の後、お姉ちゃんは?と聞かれて、常子の答えは、私はやっぱり雑誌つくりかな?
五反田さんとの約束を語る常子の動きって、橋田ドラマの渡鬼で見た演技のパターン。なるほど、これを参考にホームドラマを演じているのか。中田喜子さんや泉ピン子さんが出てきても違和感ない世界と思ってみれば、高畑さんの演技が変なのも納得。小橋家はあっちから来た。お出かけは幸楽ですね。
常子が本を作る人と知り、びっくりするお竜さん。
以前お会いした時はタイピストでしたよね(お竜知らないですよね)わたし今雑誌の編集者やってるんです。どや顔。(会議で発言したり、花山のところにお使いに行かされたり、校正したりページを切り取るのしか見てません。作家を育てたりするのが編集者かと思ってた私の方が間違ってるのだろうか?)
雑誌「新世界」をめくり、微妙な表情を浮かべたお竜さん。
しかし、常子は読もうとしないお竜さんに、お気に召しませんでしたか?と。戦意高揚の記事ばかりでと言い訳するのかと思いました。戦争はいつまで続くんだろうと話してた後なのですから。嫌な女ですね。
それにしても、東京大空襲の翌日の夜、目黒ではいつもと変わらぬ生活があり、電球もこうこうと輝いていた。
お竜さんと話して、自分のやりたい事をやろうと思った常子でした。
朝目覚めたら、お竜さんたちが見当たらない。黙って出て行ったのかとおもったら、一晩の恩に報いるため、朝早くから外を掃き掃除してるなんて、誰かさんたちと大違い。空腹と避難の疲れで、まだ寝ていたいだろうに。
黙って行っちゃったのかと思いました(常)
そんな失礼なことするもんかい、あたいを誰だと思ってるんだよ(竜)
ケンカ売ってるんでしょうか?常子は確かに失礼すぎる。それに、なにを?って(-。-;
見ればわかるだろう。道を掃いてるんです。左右の家の前も少し掃いておくのが常識です。だから、ここで言うべきセリフは「あっ!すみません」とか「ゆっくり休んでてください」ですよね。なに「すみません、ありがとう」って人を働かせてるんでしょうか(*_*)
ひとときの安らぎ。これからお竜さんにどんな苦難が待ち構えているのか。私がそんなことを考えていたら、常子が追い出すように「渋谷なら電車が動いてて川崎に行ける」って。お竜さんも「そろそろ出ようかと思ったんだけど」と。追い出されると思ったんでは?
そんなこと言わないで、もう少しいてもらったらいいじゃない。お滝婆さまならそうすると思う。
常子が追い出すつもりはないのはわかるけど、前のシーンで「そろそろ行こうと思う」などのセリフや「もう少し休んでって」などの言葉かけがないから、唐突に電車うんぬん。
戦争が終わったら、いろんなことを知りたいと夢見るお竜さん。家族の面倒を見てて、カナしか読めないのだという。常子がうらやましい。常子は私もって。2人とも知らないことや学びたいことがいっぱいある。戦後に夢膨らませる2人でした。
お竜さんは、ガキの頃から幼い兄弟の面倒を。母親はあたいが幼い頃に死んでて。むむむ。あの2人の母親は誰?あるとしたら、オリバーツイストみたいに身寄りの無い子どもたちがボス(おやじ)の下で暮らしていて、お竜もその中の1人。上の娘が下の子たちの世話をする。泥棒ではないにしろ、きっと酒場の雑用をやらされ、手下もいたに違いない。ビアホールにいた若い男(常子の後ろを歩いてさりげなく守ってくれた)などは、とっくに兵隊にとられた。ボスも空襲で亡くなり、お竜だけでは、荒くれ男に食糧を強奪され泣き寝入りすることもあった。といったように、朝ドラの裏側でもドラマが展開されていたのだ、とか。
常子の茶髪や、雛子のカーディガンがまぶしい真紅に輝くなか、お竜さんたちは出発していきました。お昼ご飯の前に出て行ったのかな?画面の外で言ってるとは思うけど、いつでも訪ねて来てねとか声かけて欲しかった。蒸した芋とか、川崎の親戚の家で肩身が狭くないように手土産をもたせてあげたんだろうか?無いだろうな。自分たちの分がなくなっちゃうもの。
今回は7人だけ出演でした。他はエキストラさんの焼け出された人たち。昨日の続きのシーンから。ワンシーンためにちゃんと汚れたメークしたり、よろよろと歩いたり迫真の演技でした。
まるで舞台劇みたいにせりふとナレーションで話が進んでいきますね。
お竜といえば、葉牡丹お竜?不良っぽくするために、あたい。違和感ありありの台詞だけど、志田未来の演技は良かった。小橋家がおマヌケさんに見えました。世間がどうなってるかも気にせず、配給無くなったのも言われるまで気がつかず。配給がストップしてるなんて一大事だと思うのに、常子も食い意地のはった美子もさして困った風もなく。普通なら、どうしようって泣くところなのに。食糧備蓄してるなこの一家。だから腹ぺこでのたうちまわるようなシーンが無いんだ。娘の恩人にも米は出さないわと非道。
明日は鉄郎おじさんが出る。
来週はもう戦後。闇市で出会いが!らしい。