朝ドラ とと姉ちゃん ナウシカとお似合い |
朝ドラのテーマの、当たり前の暮らしを幸せに思える時は、イノッチは朝無事に起きて、出かけて無事に帰ってきた時にそう思うって。一瞬でもそう思えるのは、過去やってきたすべてのことが間違いじゃなくて、過去の自分を肯定できることでしょう ?って。いい言葉ですね。
しかし、ドラマの方は(-。-;
今日のはこんなお話。
常子は妹たちの成長を実感する。母は「もう少しだけ自分のことを優先してもいいわね」と言うが、常子の脳裏には父から家長役を託された呪縛が消えない。
思い悩んで、仕事中もぼんやり、手が動いてない常子。早乙女さんに注意され、「妹さんを嫁に出すまで走り続けるんでしょ」と言われる。ここでも妹の呪縛(-。-;
祖母のめくる大福帳をみると、材木の代金が未回収の大工さんがいるようだ。
常子は家族の様子を祖母に報告。美子が洋裁店の手伝いをまだ続けてるのことを初耳的に聞く祖母だけど、そのお駄賃は自分が預かってるのでは?
で、常子はどうやって美子のバイトのこと知ったんだろう?君子はなぜ実家に顔を出さないんだろう?
祖母が出してきたのは、缶の中に貯めてある美子のお駄賃の小銭。(聞いた話ですがこの缶キャスのらしいよ。本当かな?)
美子はお駄賃をもらうと学費返済の足しにと祖母のところに貯金してたと判明。つまり子どもがお小遣いで学費払うって言ってるのと同じか?
「みんながやりたいことをやれるのは常子のおかげ。みんなまだまだ子どもなんだよ」と言う祖母。
みんながこんな風に妹たちには常子が必要だと言う。
これじゃ結婚なんて無理だわ。
学費や生活費は時々しか見ない視聴者には何が何だか分からない。聞いた話では祖母が女学校の学費を出してたらしく、就職した常子が返済中であってますか?母の森田家での稼ぎは住込の食費などでプラマイただ働き?
鞠子の大学は奨学金もらってて、妹たちのお小遣いと美子の学費は常子が出してる?
常子は金の話はするのに、実際の祖母に今月分ですって渡すシーンは見たことないし、台詞でお金は常子が出してるって聞いただけ。この家の生活ぶりは食事シーン以外見えてこないから、森田さんちに寄生してるように思えて好きになれない。
そんなこんなで常子と美子は仲直りする。このシーンがじっくりと撮りすぎてて、眠い(-。-;
美子は常子にマフラーをプレゼントして、また時間があったらお出かけしましょう、動物園とか銀座のホットドッグとか〜まだまだ子どもなんだと常子は思ったに違いない。
一部屋に家族全員で寝てるのね。これでなぜ常子の発熱が母にわからなかったんだろう?それはともかく、自分で書いた目標短冊を見つめ、常子はある決心をする。
星野の下宿に常子が来たけど、下宿のおばさんのウキウキ顔はなんだろう?
星野は引越しの準備の真っ最中。
忙しい時にスミマセンと言いつつ、
「棚から小銭が出てきたりしません?妹たちと数を競い合ったりしたなあ」
「はぁ」
普通のうちでは、棚から小銭が出てくるようなだらしないことは無いんですよ。常子の所が珍しいんです(-。-;
それに、この状況でなくても、金の話なんてしないでしょ。小銭が落ちてないか部屋を見渡した常子を見たときの、星野の顔!絶対幻滅したでしょ?
で、「引越しの手を止めさせてまでする話じゃないのに」と照れる常子に、「僕もうまく切り出せずドウデモイイ話をしてしまう」と星野。
「そうですね」と肯定する常子って、笑うとこなんだよね?
この後、私たちいい夫婦になるかもと期待持たせといて、やっぱり今は結婚できないって(-。-;
星野も、「そうだろうと思ってました」
えっ!なら問題解決するように考えてはいなかったんだ。どこまでメルヘンなんだ星野!
視聴者は、この二人をどう思ってみればいいんですかね?幸せそうなら、涙の別離。でも付き合ってた感がなくふたりで今後の相談もせず、家族の誰にも気付かれず消えた結婚話。ふわふわした植物男子。こんなじゃ厳しい戦中戦後を生き延びられないだろうに。
母も祖母も、年頃になった常子の結婚を考えてあげてるのか?清とのお見合い話以外なにもなく、そろそろ心配してもいい頃では?家長として独身で稼ぎ続けてもらうと思ってる?