WOWOWドラマ 双葉荘の友人 |
シナリオ大賞を受賞した川崎クニハルさんの「双葉荘」を映像化。ストーリーはファンタジーなので、あれはどういうことかなって思うところはありますね。お隣からの差し入れとか。
横浜が一望できる高台にある、古いテラスハウス双葉荘に、若い夫婦が引っ越してきて〜不思議なことがおきるお話。
市原隼人、不機嫌な果実は見てないけど、双葉荘の川村正治みたいな役の方が良いと思う。今まで苦手な俳優さんだった。今回は良かった。
臼田あさ美、いっぱいいっぱいな若手編集者が似合ってた。
中村倫也、セリフはほぼ無いけど、たたずまいが良かった。中村さん演じる倉田誠司が画面に現れてから、ストーリーに引き込まれた。ほのぼのしながら悲しげで。
最後、悲しい真実が明らかになって、ラストの川村と倉田の縁が明かされた場面から涙止まらなくなった。悪いことはできない、天罰が下る。大家さんの奥さんの寺田(吉行和子)さんは知らぬが仏ということかな。
余談ですが、ずっと前に横浜の大倉山に住んでたことがあって、港北区役所のちかくの、駅まで見晴らしのいい道を歩くアパートだったのね。いいところだけど、双葉荘同様、坂の上にあった。近道はそびえ立つ階段!
若かったので、坂や階段は部屋選びのチェック項目になかったと懐かしんでる。