埼玉県の高校の入試 |
一般的な成績の場合の、ざくっとした流れは〜
北辰テストは中2最後か中3からほぼ毎月受ける。毎回4300円かかった。偏差値が私立の確約の基準になるのは2学期からが多い。自分の学力に合った高校はどこかまで分かる。多い時で5万人以上受けていた。
さいたま市学力テストのように、各地で校長会のテストが何回かある。
だいたいの部活が5月ぐらいで引退。塾にいる時間が増える。
夏休みごろ。
スーパーアリーナの進学フェアで情報集め。パンフや学校ごとのブースで説明を聞く。
他にも、学校から高校の説明会日程プリントが配布されるし、親がネットで調べたりして説明会になるべく親子で行く。公立も私立も授業を見学できたり、体験できたり、部活体験までも出来たりする。
大手の塾主催の進学フェアも、受講生でなくても参加でき、ゆっくり個別相談もできる回もあるから、どしどし予約して参加する。
9月初めに文化祭のラッシュ。学校の雰囲気が分かる。夏休み前の高校もあるけど。体育祭は非公開だし、夏前だから行くことはないかも。
親はネットや知り合いから情報集め。
10月くらいから。ぼちぼち私立をどこ受けるか決めて、北辰テスト結果を見せて個別相談。公立第一志望でも、もしその私立に行くとしたら納得して入学できるかが大事。
中学でも面談があり、12月までに進路を決める。確約でたら報告もする。公立希望だと、校長会テスト(市の学力テスト)の成績と通知表の合計点から見て、過去のデータでの合格実績を教えてくれる。
塾でも進路相談をする。
1月。埼玉県の私立に願書提出。試験を受ける。合否を学校に報告。また中学で面談がある。
2月。都内私立受験。有名高校を受験するクラスメートがいる、それも何人も…。
いよいよ埼玉県立公立願書提出。提出した後で、もし公立を受けるのを取りやめる時は、辞退届を出すことになる。願書提出締切後、新聞に倍率が発表される。
3月。試験と発表と卒業式とが2週間のなかで。進路が決まる…。3月はもう給食もでない。塾では高校の内容で先取り講習がある。高校の保護者説明会があったり、下旬から早くも授業が始まったりするところもある。
さて。
私立については10月に書いたのを一番下にまとめ直しました。
公立はすぐ下の通りです。
塾主催のや進学フェアや高校での学校説明会で、県公立の学校の相談会っていうのは何をするのかというと、その学校の合格者の北辰偏差値や内申点がどれくらいか教えてくれたり、内申点と入試の点の配分を教えてくれます。
単に点数だけで合格決めるんじゃないのが不思議なシステム。8割は3:7で入試の点数のほうを重視して計算して合格とか。残りは内申点重視で計算してとか。ややこしい。
自分が行きたい学校が、当日点重視型か、内申重視型か、生徒会長や部長などやってた場合の加点が大きいかも重要。
高校によっては、集めたい生徒が想像つくほどで、例えばリーダーの資質がある子ばかり合格してるところもある。
当日の点数が良くても、長をやってないと不利だっていう学校では、息子みたいに何もない人は無理だわ。
進学校では、英検や漢検は準2級以上で評価点がつく。まだ高校行く前で高校並みの実力があるってことなんだぁ。
公立第一志望だと押さえの私立の確約っていうのをとった上で、落ちなさそうな偏差値の公立を受けるか、チャレンジしてみるか決める。まれに、公立しか受けない人もいるみたい。でも、押さえがあったほうが、心強いのは確か。
確約頂いた高校の入試で合格をもらい、進学先をキープ。公立第一志望の人は手続きして入学金の支払いを公立の合格発表翌日まで待ってもらう。
入学金支払い期限延期願いに必要な金額は学校によって異なり、うちは5千円でしたが、なかには数万円のとこも。
都内の私立のある学校には、7万円と言われました。もちろん公立に行くならそのお金は帰って来なーい。
見事公立合格なら、私立の手続きはもう不要で、逆の場合は慌てて35万円くらい用意しなきゃだ。
しかも他に支払いが70万くらい!だそうです。
ちなみに県立普通科なら入学金は6千円くらい。他に制服や諸費用が数万円から10万くらい。入学金は4月以降に口座振替。授業料は無償化されてるけど積み立てとか支払いは中学と同じくらいなのかな。調べてみたら、デザイン科など特別なコースは授業料は無償じゃないんですね。県のホームページに詳しくでてました。
さいたま市民の場合、さいたま市立高校なら入学金は県立と同じくらい。市外の人は入学すると7万数千円くらい必要だって。市立県立どちらも諸費用が年間12万円くらい必要だし、交通費や部活によってはお金かかるだろうな。
ついでにいうと、受験料は私立は2万以上、県公立は2200円。押さえっていうだけなら、私立は1校だけ確約もらって受験すればいいみたい。
ここからは私立について。
埼玉県の高校受験は、私立単願だと偏差値低めでも入学OKがもらえたり、高い偏差値持ってたら特待で入学金などが免除になったりする。
進学フェアなどで、学校の相談ブースに行くと、私立高校なら確約がでる偏差値の具体的な数字を教えてくれたりする。
個別相談会が始まる秋以降、学校訪問で忙しくなるわけですよ。夏休み中から毎週のように親子で高校での説明会に行ったり、子どもは文化祭を見たり体験授業を受けたりして、良さそうな学校なら秋からの個別相談会で確約のカードや書類みたいなのをもらう。息子が決めた学校は、カードは願書に貼って出すようになってます。
学校によっては合格の可能性がなんパーセントという言い方で阿吽の呼吸で了解というところもある。
あ、すごい有名私立高校は、確約なんてないそうです。だいたいの都内私立高校も試験だけで合否を決めて、埼玉の受験生が多い学校は北辰で相談できる
私立の試験日は3回あったりして、それぞれ単願の日、公立第一志望の人の日、公立と別の私立が志望順位が高い人の日になってる。
その学校の志望順位が低くなる程、確約がでる偏差値は高いのが要求される。
うちが確約頂いた高校は、内申点つまり通知表の合計点は、確約には関係なかった。北辰の偏差値の3回目から最新までので高い方ふたつの平均で、入れるコースが決まった。
あと、欠席日数は聞かれた。
難関大学から目指す進学先ごとにコースが6つあるので、これからの北辰の結果でさらに上のコースの確約がでたり、入試当日の点数次第で入れるコース全部の合格通知がでるシステム。だから、確約あっても勉強はしないと駄目。
確約があると、当日合格ラインに100点足りなくても大丈夫。合格は約束済。ただ0点や白紙答案は呼び出されて辞退させるって。
インフルや事故だとかで入試当日行けなかったら、追試があるとか。でも、ただの風邪は自己管理が出来てないとみなされ、追試無しだ。うわー、大変だ。
実際、確約無しで私立の合格は、かなり難しく、相当の高得点が必要です。しかも問題が難しいときてる。
で、2月中旬のいま、私立の試験は無事終わり、確約ありのコースで合格。手続き保留のお金を払い、次は合格の可能性が高いと思う公立を目標に頑張っています。