家族ノカタチ 最終回 |
一人が好きなのから、最後はみんなでいるのも一人もいいに変わるのがいい。贅沢にもタワーマンションの二部屋を行ったり来たり。自分のペースで暮らす日常。
羨ましい。
ただ、プロポーズはヨウゾウさんのお葬式が済んでからの方がよかったんじゃないかな。これから出棺という、喪主の挨拶の時って、それどころじゃないのでは?
感情が走り出してプロポーズするのが涙を誘う?
そこは耐えて務めを果たす方がダイスケらしかった。あまりにもお葬式の慣習から外れすぎてて、やり過ぎ感が先に立って感動しませんでした。
もし近い関係者では無い人、例えば私がそこにいたら、何これと思うだろうし。
まだ魂がいるうちにって言ってたけど、死んですぐにお空に行ってしまうのではないとされていませんか?
四十九日までは近くにいるような気がするから、すべて済んでから、いつもの土手のところでプロポーズして、ヨウゾウさんを偲ばせるような何か、幻のヨウゾウさんが笑ってるとか、星が光るとか、そんな風な描き方の方がしみじみできた。
ハッピーエンドだし生活感がそれほど無いし、酷い人間も出てこなくて、優しい気持ちになれたドラマだった。それと、あんなマンションに住んでみたい。