P.S.アイラヴユー |
映画館は全員が女性客だと思われ、一緒に見に行った3人とも大泣きでした。ハンカチを忘れないでよかった。見る前は、ヒラリー・スワンクのボクサー姿が忘れられないので、ラブストーリーはどうかなって思ってたけれど、ちょっと個性的な主人公としてはぴったりでした。
映画を見たあとで、友人みんなアイルランドに行ってみたい、あの国立公園はどこなんだろうと話が盛り上がったのでした。
夫に先立たれ、悲しみに沈んだ主人公のもとに、夫からの手紙が届く。手紙の指示通りにするようにという夫の願い。立ち直るためのステップとしてひとつひとつ実践していくうちに・・・というストーリーは、よくあるといえばよくある話だけど、死んだ人からの手紙っていうだけで涙がポロッ。
自分がいなくなってから、まだ30になったばかりの奥さんがどうなるだろって心配して書いてたっていうのと、手紙に導かれて奥さんが自分の夢を発見するという前向きな展開が最後観客を元気にしてくれるようでした。簡単に次の恋人ができないっていうのが、またよかった。さらに娘(スワンク)は死に別れだけど、その母親(キャシー・ベイツ)は夫とは・・・っていうのが泣けるところでした。
9.11の影響なのか、亡くなった人やペットなどとの別れと癒しをテーマにした映画が必要とされているような気がします。大掛かりなパニックものやアクションものよりも、あとで色々考えたりできる映画をもっと見てみたいです。
ジェラルド・バトラーは映画「Dearフランキー」の時同様に魅力的でした。アイルランドからニューヨークに渡って、苦労したんだろうな。それと、ハリー・コニック・Jrは最後の最後まで歌うのかなって思ってみてました。そのくらいジェリー(バトラー)などが街のクラブで歌うシーンがたくさんあったので、ハリーの歌も一曲聴きたかったな。