3日目。洞爺湖へ |
ホテルのバイキング朝食は、メニューは昨日とおんなじ。息子はこれからの長いバス旅をおもい、沈んだ様子です。酔い止めの薬を飲ませ、札幌駅発8時の洞爺湖行きの道南バスに乗車。私たちはすすきのロビンソン前から乗ったのですが、すでに15人くらいのお客がいました。
かなり立派な観光バスタイプなので安心したのですが・・・ブレーキががっくんがっくんするので、これはやばいと思いました。私も背中を椅子につけてると気持ち悪くなってきそうで、とにかく息子の気分を変えようとあれこれ話しかけてはみましたが、みるみる息子の顔が青くなっていき・・・定山渓にはいったところでとうとう(泣)。
バスは酔わないはずの息子でも、長距離バスは無理だったか!高くても特急にすればよかったとか思ううち、中山峠で休憩停車。
少し歩いて、ガムなどかんでいるうちにだいぶ元気が出てきたので、息子とレク。小声で歌ってるうちに、バスはルスツリゾートにつき、若い女性客や家族連れはみんな下車していきました。
やがて開けた景色の向こうに、どーんと洞爺湖が!うわー、すごいきれいじゃないか!
サミットでおなじみのウィンザーホテルも見えてきました。
10時40分ごろに洞爺湖温泉ターミナルに到着。息子はすっかり元気になっていて、自転車に乗る気満々です。でもとりあえず湖の真ん中にある中島へ渡ることにして、荷物を観光案内所に預けます。1個につき200円でした。(バスターミナルのコインロッカーのほうが300円で大きい荷物2個くらい余裕で入れられたのはあとで知りました)
案内所の女性はNHKの英語でしゃべらナイトに出てた方でしょうね。各国語版の観光案内の資料がそろっていて、私たちも日本語の資料をもらって、観光船の乗り場へ。案内所から乗り場はほんの数分です。
11時発の観光船はかなり空いてました。昭和新山も有珠山も羊蹄山もひとりじめという気分です。アイスなど食べ、観光案内の放送を聴くうちに中島につきました。
それにしても、こんなに澄んだ湖はみたことありません。
船を下りて、すぐ前の森林博物館で洞爺湖のビデオをみて学習、剥製になった森の動物を見、裏からでたところに、トム・トーヤ体験小屋があります。ここは洞爺湖ガイドセンターがやっている工作教室や中島の森の散策ツアーの拠点。息子は早速、枝で作るシカに挑戦。そのあいだ私は小鳥のお絵かきに挑戦。お互いよい出来栄えでした。しかも、教えてくれるお兄さんたちがみんなイケメン!お絵かきもすご~く楽しかったのでした。
お兄さんからシカの角の話をきいて、さっきからこっちをみているシカさんたちのところにいってみます。彼らは最初観光用に連れてこられた2頭のシカの子孫だそうで、ほんとは野生なんだけどシカせんべい目当てに集まってきてるそうです。うしろの山全体が彼らの住処で、水辺に来れないようにこのあたりは柵で囲われてるらしい。せんべいを持ってるかどうか確かめに来たシカに、おもいっきり鼻息をかけられちゃいました。
お昼も過ぎたので、そろそろ次の船で戻ることにします。1000円ちょっとで往復できて、工作も完成して楽しかった!