猫の映画 |
フルート奏者のお父さん、建築関係の仕事をするお母さん、姉と弟、おばあちゃんの5人家族がいました。お姉ちゃんのお誕生日プレゼントとして、ペット市場でみつけたのが子猫のチュブラーシャ。ある日、ふとしたはずみに窓から落ちてしまい、そのまま行方不明に。心配する家族、寒いモスクワの夜をなんとかやりすごして、落ち着ける家を見つけた子猫。その家に住む猫好きな男をめぐる物語と、割と恵まれているらしい元の家族の話が交互に描かれ、登場するねこたちのかわいらしさもあって飽きません。どのねこもかわいい~!
ねこたちも結構たくましく、演技を感じさせない自然なエピソードの連続で家族みんなで楽しめます。クリスマスに見るお話としてもお勧めです。
ただ、あの猫好き男性のその後が心配だな。ねこが話ができればあの家族から感謝してもらえるだろうに。DVDが再発売になって、レンタルで見ました。
「子猫物語」 1986年東宝
ムツゴロウの畑せんせい監督、協力監督が市川昆さん。テレビでムツゴロウ王国の番組をやってた時みたような犬や動物たちが出演。懐かしいチャトラン、覚えてますか?
「こねこ」は自然なストーリーだったけど、日本のこれは目を背けたくなる場面があってがっかり。ねこを滝に流したり、ウミネコに襲わせて海に落下、がけに這い上がっても何度も落ちるチャトランに悲鳴上げたよ。しかも北海道の大自然で子猫が親からはなれて、自然に生きていくみたいなストーリーってどうなの?嘘すぎて感動できない!
結構あたった映画だと思ってたけど、こんなんだったんだ!
おまけに子猫だと思ってたらいつのまにかオトナになってて子どもまで産ませて!
あの冬に野生でどうやって家族を養ったのか?なんて思って見ちゃいけないんだよね。
イメージの世界なんだから。
学生の頃北海道旅行ブームだったから、懐かしい風景がいくつもでてきたな。そのせいかチャトランが旅する場所があまりにバラバラなのが分かってしまい、景色はきれいだけどかえって興ざめでした。日本映画専門チャンネルで放送したので初めて見ました。
「にゃんこ・THE MOVIE」 2006年発売ポニー・キャニオン
「子猫物語」はフジ・サンケイグループの鹿内さんの制作だったけど、こっちもフジテレビが制作。ちょっと感動の押し付けっぽいストーリーがなんだけど、つぎつぎでてくるねこはかわいい!
この作品で田代島を知り、ねこと人との関わりについて考え、会えそうなねこには会いに出かける我が家です。DVDをレンタルして見ました。子どもは飽きないらしく、何度も借りてます。
「はっちゃん」もDVD第一弾も見ました。はっちゃんはきれいに毛並みを整えてもらって、ピカピカのねこだけど、DVDはあんまし面白くなかったです。いやがってるのに風船いっぱいにされてかわいそうに。ブログは面白いらしいですね。