宮 第3・4話 |
チェギョンの皇太子妃教育ははかばかしくない。なにしろ勉強に飽きてスニーカーにお絵かきした挙句、ガーがー寝ちゃってるし。皇后もさすがに「どこから教えればいいのか・・・」とため息。でも「疲れているんだろうから寝かせておいて」って優しい皇后。
勉強は付け焼刃だったチェギョン。こわ~い教官の、復習テストでも無事に(カンニングで)困難を切り抜けた。でもバレバレみたい?
いよいよ世紀のウェディングの日。絵巻物のような儀式の数々。正装したチェギョンを見て、シンも心が動いた?それとも皇室の勉強をしているチェギョンにお菓子差し入れたときの、彼女の寂しそうな顔にかな?
嫌だ嫌だと思っていても、お互い相手に興味を持ち始めているような・・・
でも、どうしても駄目な時は離婚してやるなんて、思いやりのかけらもないようなこといわれて、チェギョンがっかり。
式では大統領の挨拶を受けたときにお辞儀してかつらごと帽子を大統領の頭に乗っけちゃうというへまはしたけど、なんとか無事に儀式をこなしたチェギョン。
実家もお母さんの保険外交員の仕事がうまくいって、借金も返せるというし、皇太子妃の財産も億だというし、いいことばかり・・・かと思ったらチェギョンは寂しい。シンが心を開いてくれないから。
そんな彼女に優しいのは級友たちとユル。でもユルもその母も側近たちも皇太子の座は本当はユルのものだと言っている。
シンはなにかと皇帝に反抗的。そんなシンの教育をすべて皇后のせいだと、失敗だったという皇帝。皇后は皇帝の体をいたわったり、なにかと宮中に心を配っているようなのに。宮中もなにかと波風が立っていそう。
シンがいうには、皇帝(シンの父)とは映画を見るのが慣例だとか。今日からチェギョンも一緒に見ることに。見ているのはヨンさまの「スキャンダル」。子どもたちと一緒に見るのになぜそんなR指定の映画を選ぶのか?映画の感想を聞かれ、チェギョンは「館服の色が印象的。韓民族は白の民族ではなく色彩の民族だと感じました。韓服の色彩に映画の中の景色の自然を感じた」と語る。
おもいがけず新鮮な視点からの感想に、皇帝もシンもおもわず納得したようだ。
シンの元恋人ヒョリンはバレエコンクールで優勝、ロイヤルバレエスクールに特待で入学できたのに、シンの結婚パレードを見て帰ってきちゃった。チェギョンの憂いは増すばかり。
今回は結婚の儀式でお母さんが皇太子妃としての娘に戒めの言葉をかけるときに、服装を整えてあげるところでウルウル。チェギョンが内官を宦官だと勘違いするところで笑った。チェギョンのクラスメートも元気でいいね。それに、チェギョンがユルとETの挨拶するところがツボでした。