私の名前はキム・サムスン 「第6話 キスのカロリー 愛のカロリー」 |
いかにも今の恋人っていう感じのヘンリーを見て、へこんで帰るジノンの背中がかわいそうだ・・・
第6話はヒョヌの婚約式があって、ドラマ中盤に向け盛り上がる回です。
サムスンのほうは家の近くでヒュヌに待ち伏せされてる。
「婚約式の前夜になにしてる?」って聞くサムスンに、
ジノンの悪口いうヒュヌ。
「短気だし、女を横柄に扱う(事実みたいだけど)、男として役立たないっていう噂もあるぞ」
それに対して
「浮気者よりまし。男としても、ちゃんと機能してる」っていいかえすサムスン。
「寝たのか?ならおあいこだ。社長と別れろ!お前は俺の女だ!」
って、自分が浮気して捨てたんでしょうに、なんだこいつは!
ぶちきれるサムスン、傘でヒュヌをめった打ち!
「未練はないのか?俺を愛してるだろ」って言うヒュヌ。
「愛じゃない。未練でもない。ただ、あんたとは青春の3年間をともにしたわ。
一瞬で忘れるなんて無理。あの3年間を思うと、切なくて、寂しくて・・・
情けないだけ。
あの頃に戻りたいなんて少しも思わない」
付き合ってた男にこんな扱いされて嬉しい女がいるでしょうか?サムスン正しい!
それでもやり直そうというヒュヌ。
「チェリはかわいいけど、サムスンは一緒にいて楽だ。浮気じゃなくて恋愛だ。
君があいつといるのを見て、頭に血が上った。やつの首を絞めたかった。
結局、僕は君を愛してるんだ」と勝手な!
チェリと別れるならまだしも、愛人扱いか!あまりのことに、
「許してやろうと思ったけど、もう限界だ。あしたどうなるか見てろよ」とサムスン。
翌日、ヒュヌとチェリの婚約式。
サムスンは一心不乱にケーキをつくってます。
飴の台座ががシュークリームのケーキをささえる、豪華なケーキ。
トップにはウェディング人形。最後に「祝・婚約」の文字を入れた飾りをつける。
そして、出来上がったケーキを横に、幸せそうな二人を陰から見つめるサムスンの目には涙が。
思い出すのは幸せなパリでの日々。ファーストキスの思い出。
コーヒー1杯5キロカロリー。キス5分の熱量と同じ。
3年間に二人で交わしたキスのカロリーは?・・・
愛のカロリーは、あのエネルギーは消えてしまった・・・跡形もなく
たそがれてる後姿のサムスンを気遣うジノンだけど、サムスンの涙をみて心が動いた?
サムスンのケーキが二人の前に運ばれ、おもわず、わ~っすげ~!って顔するヒュヌ。
そのころサムスンのお母さん、市場でサムスンが一番からい唐辛子買って行ったのを知る。
辛いケーキに悶絶する人々っていうのはサムスンの妄想でした。みんな美味しいって満足してるようだ。チェリとチェリのママからのお礼と、結婚式のケーキもお願いって言うチェリにやれやれな顔のサムスン。ヒュヌのこともあるし、複雑だよね~。勘弁してよだよね。
と、「店を出してやろうか?」と大きな態度のヒュヌが。
サムスン言い返す言葉がいいです。
「車の後姿にも表情がある。
人の後姿はもっと雄弁よ。思い出を汚さずにステキに去ってよ・・・
かっこよく・・・美しい後姿で」
泣きながら去って行くサムスン、うしろでジノンが聞いてたんだ。
「彼女に近づいたらぶん殴るぞ!」ヒョヌの胸元つかんで脅しつけるジノン。
「案外男っぽいんだな」といやみを言うヒュヌ。男二人の対決モード最悪だ。
サムスンはトイレに唐辛子の粉を流して、むせながら号泣・・・
かわいそうに。おもわずもらい泣きしちゃったよ。
その夜。ひとりお店のピアノに向かい、たどたどしくチョップスティックを弾くサムスン。
ジノンがやってきて、隣に座り(椅子は一つだから窮屈そう)、ケーキのお礼にとピアノを教えてくれる。
「足で弾いてるのか?ごつい手だな」
「10年も小麦粉こねてればごつくなりますよ」なんて言い合いながら、いい雰囲気だ。
ジノンのリードで「弾けちゃった」と嬉しそうなサムスン。息があってきて微笑むジノンのえくぼがかわいいな。
「なぜ、泣いてたの?ヒュヌさんがまだ好きなんですか?」
「いいえ」でも答えたくないサムスン。答えなくても別にいいって言うジノンに、
「呆然としたの。人が変わり、心が変わり、愛も変わる。
心に描いていた永遠の愛は・・・存在しないんだと気づいて、途方にくれたの・・・」
「今頃気づいたのか」とジノン。
店のワイン勝手に飲んでるサムスンに、一緒に飲むならいいけどって言うジノン。素直に一杯くれって言えばいいのに、ひねくれてるなって言いながら、つまみのナッツとケーキ、お酒を取りに行くサムスン。
ピアノ弾くジノンの後姿に何を感じたんだろう・・・
酒飲みながら、昔の話をするサムスン。ジノンがいろいろ質問したってことみたい。
ヒジンって言う名前にこだわった訳?
家が豊かじゃないから、3人目の娘まではピアノ習わせてもらえなかった。ヒジンは姉達のピアノの先生の名前なの。ある日、チョップスティックを教えてくれて、たぶん1人だけピアノが習えない私を可哀想に思ってくれたんだろうけど。かっこよくてステキな先生だったわ。
将来出す予定のケーキのお店のことを話すサムスン。つつましくやっていけたらと。
「人生なんてそんなもの」サムスン、お父さんの事までジノンに話します。
「父みたいになりたくなくて、あらゆるバイトをやってまでパリに行く旅費をためたの。
”人生なんてそんなもの”それが父のくちぐせ。50年間そうやって生きてきた。
精米店のキム社長として。
だけど私は、たまにでいいから注目されたい」
微笑みながら、うなづきながら静かに聴くジノンがいいよね。
「少なくても店では一番目立ってる」
「褒めてくれるの?」
「女性たちの中で一番年上で、店で一番重そうだから」ってからかうみたいないい方が可愛い。
なんでそういう皮肉を言うかなと、いい雰囲気でいて、微妙な空気の二人。
「ヒジンさんに、なんであんなに怒ったのか」と問うサムスン。
「・・・全部終わったんだ・・・だから、これ以上聞かないでくれ・・・」
あれ見た後だから、ジノンもつらいんだ。
懐メロ?な曲を弾くジノンに、あわせて歌うサムスン。
あしたになれば・・・忘れてしまう・・・僕の美しい人・・・あなたは僕があげた心を・・・
ケーキをパクつくサムスンの唇にクリームがついてるのを見て、くすくす笑うジノン。
そんなにおかしいかって思うくらい、くすくす笑ってる。(笑わない人だったよね~)
うまくふき取れないサムスンにかわって、ほらって指でとってあげてハッとするジノン。
DVD鑑賞室でのこともあって、ちょっとはっとなる二人だ。
その場の雰囲気をとりつくろうため、どうでもいい話をするサムスン。
帰りましょうかっていうジノン、ええって立ち上がってよろけたサムスンをとっさに抱きとめる。
腰に回った手をはずそうとして、もっときつく抱きしめられるサムスン。そのままジノンの顔が近づいてきて・・・
「きょうは目を閉じないの?」ためらってる?ジノンに、
自分からチュってするサムスン。年上っぽいし、かわいいし、なんかねぇ~いいよね。
一度は離れる二人だけど、サムスンのほうから抱きしめて情熱的にキスをする。
もう、ほとんどブリジット・ジョーンズの日記のラストシーンみたい。
いつまでもキスしてる二人。
でも、急に我にかえってジノンから離れる。動揺してる彼を見て、唇おさえて雨の中逃げてくサムスン。ピアノの前で立ち尽くすジノンも、サムスンも、どうしてこんなことしちゃったのか、混乱してます。
翌日はレストランの休業日。大掃除に忙しい皆さん。サムスンは昨夜を思い出し、
もうサイアク・・・どうかしてる・・・なんてつぶやいてる。
ジノンと顔をあわせても、お互いつっぱって、意識しちゃって、もっと無視してるのはサムスンのほう。
社長室ではヨンジャが社長にせまろうと妄想中。胸元広げてせまっていくと、ジノンが手にした棚のファイルから・・・きゃー!!!ゴキブリーーーーー!
テレビからまっさかさまにこっちに落ちてくるかと思ったよ!!!
あ~びっくりした!!!
ゴキブリはヨンジャの胸元はだけたブラウスの中へ落下。ヨンジャ、可哀想~
ジノンは仕方なしにサムスンに携帯メール。「社長室に来て。サムシク」
ジノン、なぜだかミジュにもサムシクって自分のこと言ってたし、メールもサムシクだ。
このあと気持ちを探りあう二人がなんとも言えず面白すぎ!
「なにか、理性を失わせるものをケーキに入れませんでしたか?」
「食べ物に、そんなことしません」
「なぜカバンを取りに来ない」どっちが来るべきかでもめる二人。譲らない二人がおかしい。
「あのことは謝ります。僕の間違いでした」
「あやまるのは私です。先にしたのは・・・私ですから・・・」
「間違いだと確認できてよかった」 「ええ、ほんとに」
「もう2度と・・・」 「繰り返さない」
「了解」
素直にラブラブにならない二人が、なんだか笑える!
昨夜忘れたカバンを持って立ち去ろうとするサムスンに、追い討ちかけるジノン。
「もしかして、僕を好きになった?」 「今、なんて?」
「好きなのか?と」 「いいえ、ビョーキね。まだ治ってないの?」(自己中がってこと?)
「確認だけど、契約書6条」としつこいジノン。 「本気にならない」と受けるサムスン。
「絶対に」 駄目押しするジノン。 こんな風にいわれたら、傷つくだろう普通は。
サムスン、けっこうムカッとして反撃だ。
「今朝きたら綺麗に片付いてましたけど、理性を失いながら、後片付けしてカバンを持って帰ったんですか?」
動揺するジノン。
「1%くらいは正気を保てますよ」
「そうですか。正気1%でデブの年増に抱きついたんだから、0%なら大変でしたね!
あらためて謝ります!二度としません」
「きっかけを与えた僕の責任です」 「私が飲ませたから」
「酒癖が悪いのを知ってて、ほっといた僕が悪い」
「オオカミを隣に座らせた私が悪い」
「オオカミを誘ったのはメギツネ?」
「メギツネにも選ぶ権利はあるわ」 「オオカミにも」
どっちのせいでああなったなんて、どうして言い合わなきゃならないの?
女1人で飲んでたから誘ってるみたいだったっていうジノンに、
「男の目なんか気にして飲めるか!」とぶち切れるサムスン。
「僕もタメ口でいい?・・あしたはチェジュ島に行くから。恋人同伴じゃないと」
いいたいことだけ言って、あっち行け目線のジノン。
素直じゃない二人だ~。マジで。
お互い失恋して寂しいからか、ちょっとづつ惹かれてるからか?まだ分からない。
本人達も。視聴者も。
ヒジンとヘンリーは街を見物中。ヘンリーとヒジンは英語で会話。ヘンリーのお母さんは幼い頃チェジュ島からアメリカに養子に行ったから、自分が代わりに見てきて、教えてあげるんだって。
すてきなチマチョゴリをお土産に買うヘンリー。ほんとかっこいいわ。
ヘンリーの宿は韓式旅館。
(ネットではどこにある旅館か載ってますね。いつか泊まってみたいな。)
子供用だから取り替えたほうがいいかもって言うヒジン。好きな色はって聞くと、
「母は目が見えないんだ。もう何度も言ったと思うけど。2千回は言ったかもしれないね」
この人、ヘンリーの事気にしてないんだって思うよ。ちょっと寂しそうなヘンリー。
「韓国の女性はヘンリーを見たらかっこよすぎて気絶するって」って大笑いして母のこと話すヘンリーだけど、ヒジンは仲よさそうでいて、冷たいのかな~。ヘンリーはいとおしそうにヒジンを見つめてるけど。
「(韓国語で)あなたにはときめかないの」悪い意味だよねっていうヘンリーに、英語でそのまんま、「あなたには何も感じないって言ったのよ」うわ~。こんな女やだ。
つらそうだけど、平気な振りするヘンリー。なんでこんないい人なんだろ。
それにしても。お土産だっていうチマチョゴリの上に、寝そべっちゃうヒジンって、何だ?普通するかそんなことを?なんかヒジンてなにもかも気に入らない。痩せてるところも!
ヘンリーと一緒にチェジュ島に行くヒジン。新しいホテルオープンの広告見て、泊まる所決めたって。ジノンのホテルだって知ってのことだよね。たぶん。オープンは6月22日って広告に書いてある。(前にオ支配人とジノンがオープンは6月9日って話してたけど、なぜか変わった?)
チェジュ島のホテル、オープニングセレモニーで演説してるのは「威風堂々の彼女」の会長さん?
サムスン、演説はつまんないし、ジノンのこと宿屋の次男坊って思ってたら、こんな立派なホテルの社長の息子だなんて。「あの手この手でかっこつけてくれるよ」
そこに現れたのはヒョヌとチェリ。ヒョヌの親がこのホテルを建設請け負ったっていう縁で来た。
ヒュヌとサムスン、ジノンとヒジン、このカップルにヘンリー入れて、ドラマッチックな展開が予想される(予告してた)次回です。