私の頭の中の消しゴム |
/ ジェネオン エンタテインメント
ISBN : B000DZV70E
私の頭の中の消しゴム
2005年(韓国)
もとのテレビ版を見てないので、そのまま素直に見れました。重大な病状でもきれいな映像で、純愛物になってます。ほんとはもっと想像つかないくらい大変な病気だという事は、本や新聞など、それに今まで制作されてきた映画でも分かるわけですが、あれこれ描かなくて男性から見た「愛」にしぼってるので、単純に泣けます。
自分がどうかなっちゃうって言われたら、もう生きていられないと思う。幸せな記憶も愛する人のことも消えうせちゃうなんて。だからスジン(ソン・イェジン)が病名を告げられたときから・・(涙)
ただ、最後のコンビニのシーンは感動的だけど、バッティングセンターでひとり泣くところで終わったほうがよかったような。
チョルス(チョン・ウソン)は野性的で素敵です。「デイジー」早く見たいな!
ソン・イェジンは「夏の香り」のまま、かわいいイメージでした。こういう子って男性の理想なんでしょうね。「夏の香り」ではソン・スンホンに髪を結わいてもらってたけど、この映画でもきれいな髪が印象的。
「家は心のなかに建てるもの」って冬のソナタでも言ってたね。あと「許しは心の一部屋を空けること」はあとあとまで残る名せりふになるかな?
最近のハリウッド大作があまりに雑だったり、アメリカの正義をふりかざしていたりするので、堂々純愛主義の韓国映画や丁寧な作品に出会うとほっとします。