朝ドラ とと姉ちゃん 美子、ビンタされる |
テンポも悪い。それに視聴者の疑問が増えるばかり。
こんなのを見たかったと思うのは〜
会社で。常子はタイピストなんて簡単にクビになる現実を思い知らされる。出征した社員が増え、人が減り職場も大変そうである。
君子は材木屋の鶴ちゃんに、美子の着物の仕立てを褒められる。君子は鞠子と話をして、娘たちが大人になり、お出かけが負担だと知る。
美子は仕立ての仕事を手伝える事を喜び、常子にも報告しようとする。忙しい常子は後で聞くねと言う。
常子と美子が家訓の事で言い合いになる。君子が2人をなだめ、後で常子に、お出かけ家訓は子どもが小さい時、忙しいトトが家族で楽しむ決まりとして決めただけなので、もうそろそろいいよと言う。常子は、父との約束だから守りたいと言う。
仕事の帰りに、新しい櫛とペンを買う常子。
星野がいつものお汁粉屋ではなく神社の境内に常子を連れて行く。そこで大阪帝大に職を得たこと、できれば一緒に来て欲しいとプロポーズする。交際していたわけでもなく突然の申し出に驚く常子。
こういう、普通のストーリーでいいと思うのに(-。-;
さて今日の感想は〜
小橋家で和やかな三姉妹のシーンは、久々ほっこりしてみていたら、よく見たら1人は川栄さん!
常子が高畑充希だと、三姉妹で一番幼くみえるし、とと姉でなくオヤジな振る舞いはなぜ?
落ち着いた雰囲気の子なら、脚本と演出がこんなでも、もう少しマシだった。黒木華さんとか松岡茉優さんとか。他の姉妹とも息が合いそう。
常子は、なぜか会社から伝票を持ち帰り、山ほども無い量なのに仕分けてて眠ってしまい、翌朝よだれ垂らして目が覚める。朝ごはん家訓を自ら破り、美子に嫌味言われてブチ切れ。
あんたたちのために働いてやってんだ的な事を言われて、それが嫌だという、ごもっともなことを美子が言った途端、ビンタしたのは かか。
母親がビンタしたのは、家長であるとと姉に逆らうのは許さないっていう事?誰が見ても、間違ってるのは常子。あ〜常子に臨機応変という言葉を教えてやりたい。
ビンタされても、挨拶もちゃんとして学校にいく美子は偉い。服の仕立てを教わる事になって、本当に良かった。かかと常子が邪魔しなければ、みんなうまくいく。このまま祖母に可愛がられて大事にしてもらってねと願う。
だいたい常子が家族のために何かやりたい事を我慢したとか、節約に節約を重ねてなどのエピソードがありましたっけ?
高給取りになる夢はかない、帝大生とデートするは、お出かけを渋る妹を細目で睨みつけるは。
お出かけにしても、妹が言う事聞かないのが不愉快なだけで、妹の気持ちを察するとか自分の行いを振り返るシーンが全くないから、常子がワガママにしか見えない。
大人になった妹はお出かけなんて嫌なんじゃない?って、誰か言ってあげて!
星野が桶を抱えてたシーンは不思議だった。夕方、常子を待ち伏せしてたみたいだが、仕事帰りなら冬なのにいつもの事だけど暗くないし、水やりには遅すぎる時間。鉢の中の水分が夜の間に凍ってしまう。
桶を抱えて息を吹きかけていたけど、それは水やりする前に水温を上げるためだという。井戸水なら汲みたての方が温かいだろうし、抱えて水温が上がるのかな?もちろん無理そう。
帝大生なのに、賢くもなく変人過ぎて、かわいそうな星野。おまけにくしゃみしたはずみに水まで被って。
次は部屋の中のシーン。服が濡れた星野のために、常子が星野の部屋に行ったのかな?異性の閉め切った部屋に、交際もしてないのに平気でお邪魔する娘って?
服なら一人で着替えられるでしょう。
星野が桜はバラ科でバラは〜って植物の話をするから、プロポーズにうまくつなげるのかと思ったら、全然違って、また沈黙。目を見開いて待ち構える常子。初々しさのかけらもなくて。目線があちこちキョトキョトしすぎ。
今まで恋人っぽいシーンがなかったとはいえ、恥じらいながら告白されるのを待つ雰囲気ではなく、もしかして好きと言われるのでは?と想像する事もないとは、年頃の女の子に見えない〜。
こんなオヤジ姉ちゃんになるとは(-。-;
この先、人柄が柔らかくなったりしないのは分かってます。初回のオープニングシーンもドタバタでしたね。