あさが来た きりり |
今週は何と言っても新次郎さんがかっこよかった!
あさちゃんが懐妊し、加野屋の面々が首を長くして帰りを待っているのに、あさは炭坑から離れられない。
はつからの手紙に、もしかしたらつわりが重いかもと心配することばを発見して、みるみる表情が曇って。
正吉さんが痺れを切らして、
「誰ぞ迎えに行かんのかいな?」
ええっ〜となる店の者たち。
「わてが行く」
ときっぱり言い切ったのは新次郎さん。今までのふわふわ笑顔が嘘のようにきりりと。早速キビキビと動き出し、見惚れてしまうわ。早速あさを迎えに九州へ。うめさんも一緒に。うめさんを心配そうにちらりと見てたのは雁介さん。
あさちゃんの帰りを待ちわびる加野屋のみんなが暖かくて幸せですね。
かわいそうだったのはふゆちゃん。雨が降り出し、嬉しいことがあると雨が降ると言い、赤ちゃんができたのを喜んでいる新次郎さんをみて、ひとり悲しそう。うめさんは若い時の一時の火傷みたいなものって言うけど。しかも自分はそんなのとっくの昔に卒業したとか言うと、雁介さんがそれはもったいないと。これはもう、秘めた恋なんだろうか。
姉のはつさん一家も和歌山でみかん農家になるため旅立つことに。出発前夜、正吉さんの粋な計らいで加野屋に泊まったはつさんと藍乃介。
夜、布団に仲良く川の字で横になって。
幼い頃の、大阪には行きとうないな、行かなあかんな、あの涙の名シーンと、境遇は違えど負けへんと前をしっかり向いてる大人になったふたりに泣いた!
その前に、このシーンがあった!
「新次郎はんは、どうしてあさを選びはったんどすか?」
はつさんは、新次郎の許嫁は最初は自分だったと知ってから、新次郎が許嫁をあさで構わない、そのうえ、
「わて、あさちゃん好きや」と言ったのにもやもやしてたんですね。惣兵衛さんが家を出てたときも、やはり新次郎さんにときめいたりしでたんだな。
さて、新次郎さんの返事の前でその日のお話は終わり。なんて答える新次郎!とみんなが固唾をのんで翌日の放送を見守った。
「なんでしたかな?そういえば、昔ラクダが見たくて仕方なかった。京都に行った時にカエルを頭に乗せて走り回ってるあの子を見て、ラクダなんて見なくてもおもろいもんがあるやないかと思いましたんや」
ラクダより面白い!
誰も傷つかず、優しい答えで良かった!
次週は、新次郎さんついに断髪。ため息出ちゃいます。