あなたの知らない上野 |
90分間にぎゅーと盛りだくさんで、知らなかった事多し。ざっと内容を紹介すると、以下の通り。
上野駅〜「うえの〜」の「の〜」が昔は長かった。今じゃ「の」とゼロ秒。長く伸ばすのは終着駅で長旅を労わる気持ちかららしい。13番線の夜行列車が到着するときは、いまも長く伸ばす「うえの〜〜」が聞けるという。
鉄道〜銀座線の地上出入り口は見たことが無かった。京成の博物館駅は時々テレビで取り上げられてるが、もちろん今は廃止されて乗り降りできないので、ホームにあるというペンギンの壁画は通過する車内からチラリと見るしかない。
西郷さん〜銅像は犬のお散歩中なのでは無かった!手にしてるのはリードでは無くて、うさぎ狩りの罠なんだって!野山で狩りをする姿であったとは知らなかった。西郷さんの銅像を建てる時、軍服姿のは反政府軍だったのにと反対され、西郷さんのいとこの大山巌が、故郷での自然な姿がいいと言い、うさぎ狩りのになったそうだ。
下町〜下谷神社の周囲には、今なお下町情緒が残る民家があるそうだ。もちろん撮影や散策では住民の方の迷惑にならないように気をつけたい。
YOU〜身体がカラフルなYOUも入浴OKで、お風呂の作法を教えてくれる銭湯がある。タオルじゃ隠せないとか言うYOUに高木美保さん大ウケ(笑)。YOUたちには猫カフェも人気。
エスニック料理〜アメ横にある地下のエスニック食材店。その近くのケバブ屋さん他、各国の料理が美味しそう。
アメ横〜昔は天井が無くて高架が丸見えだった。天井をつけた時に高架下のお店が倉庫などにできるように屋根裏部屋のような作りになってる。電車に乗ってても、そのすぐ下にまで人がいたり商品が積まれていたりしてるとは思ってなかった。
宝石〜上野から南へ徒歩7分。言わずと知れた宝石店街があるあたりは、江戸時代は寛永寺他寺社や武家屋敷が立ち並び、彼らを顧客にした細工職人が集まる街だった。江戸が終ったのちに、職人たちは宝飾細工に仕事変え。今ではインドの宝石商が多い。日本の細工の技に惹かれて宝石の街になったのだという。
動物園〜ゴリラにはドラマがある。個性的なゴリラたちを毎日通って見てる人がいる。また、鳥や動物の鳴き声に耳を澄ましてみよう。少し離れたところで注意して聴いてみよう。テナガザルの咆哮、ライオン、うぐいす…。
ねぎま〜落語の街、上野。下谷神社で寄席があったのが始まりだとか。落語の題材になってるねぎまは、今じゃ焼き鳥のねぎまかなと思ってる人が多いでしょうが、本当は違うって!実はマグロのトロとネギを出汁と醤油で煮て、アツアツを頂くもの。昔は赤味が人気で、トロは要らない部位。昔のB級グルメだった。番組で作ってもらったトロのねぎま鍋、なんと8千円もするんだって!高級なトロを使ってた!
番組のロケは喫茶王城にて行われた。その他、番組内で紹介されたお店などの情報は、最後に協力どこどことテロップで流れ…無かった。だから、猫カフェがなんていうお店かなんて全然分かりません(´・_・`)