パウル・クレー展 |
息子と二人で、竹橋の東京国立近代美術館へ。
さいたまからは京浜東北で王子乗り換え、南北線を飯田橋で東西線に乗り換え、竹橋下車。
10時半ごろに着いたときは、特に入場待ちの列も出来てなくてホッとしました。
しかしです、館内はかなり混んでました。
10代のころから好きだったクレー、この展覧会では、作品の制作方法を4つの視点で分け、わかりやすく解説してくれています。見どころが多く、もっとゆっくりじっくり見たかったな。
息子は早起きしたためかなり眠たそうでしたが、ところどころ興味深く見ていました。子どもにも親しみやすい作品があってよかった。実をいうと、中学の美術で夏休みの宿題として、美術館見学っていうのが出されていて、今回その第一弾として連れて行ったわけです。あとはブリジストン美術館の青木繁展も連れて行きたい(36年ぶりの回顧展だって。たしかそれ見に行った!)。お友達とは乃木坂の国立新美術館に行くかもしれません。でもこちらはワシントン・ナショナルギャラリー展で日本人が好きな印象派だから、混んでるでしょうねぇ。
クレー展では息子と私が並んで絵を見ていたら、ホントに間近に頭を突き出して私たちが絵を見てる視線を遮る感じで絵に顔を近づけて見てる女性がいて、ちょっとびっくりでした。最近の展覧会では、人の邪魔をしてても平気な人が増えた気がします。毎回、イラッとします。
お土産コーナーはすごく小さくて、その割に人が多くて、絵葉書を選ぶのも大変でした。もう少し商品を分散させたほうが見やすかったのにね。
息子はお腹がすいたというが、ついでに常設展を見学。久しぶりにみる杉山寧や東山魁夷、上村松園などなど有名どころが多々あり、日本画っていいなぁ。クレーも何点もあって、企画展だけで帰ったらもったいないです。
常設展のほうは冷房がキンキンに効いてました。作品保護のためだそうです。首に冷却タオルを巻いてた私は、全身寒さで凍えるくらいでした。外は暑いから、冷房から離れるのは悲しいが、腹ペコの息子のために隣接のレストラン・クィーンアリスへ。ところが、20人近く待ってるお客さんがいて、すぐ食べるのは無理そう。
値段的には800円くらいからパスタなんかがあって、よさげだったのに。残念。
竹橋、休日だとどこも食べるところがない。周りはオフィスだからしょうがない。今度は竹橋から日本橋乗り換え、銀座線で上野に出て、駅のアトレでカレーうどんの古奈屋で食べて帰りました。夏野菜のカレーうどん、おいしかった~。アツアツで汗が出たけど、スープまで飲み干しちゃった。