パコと魔法の絵本 |
日本映画専門チャンネルで見ました。去年、映画館で予告を見て、見に行こうと思ってそのままになってた作品で、一緒に見ていた息子も最後は泣いてました。私は文庫本で結末を知っていたのに、やっぱり泣いちゃった。
ポップアップ絵本「がま王子とざりがに魔人」が欲しい!映画の中でパコが読む本なんです。一年前に映画館で見てたら、絵本買ったろうな。3800円だったそうで、今は絶版。復刊ドットコムで何千人も希望者が集まって、価格が6500円とかで。しかし申し込み受付終了です。某ネットショップでは出品者から6万5千円という驚き価格で出てます。6万は無理無理!6千円か~購入申し込みできたとしても悩むなぁ。このあいだ本屋でみた野鳥の声CDつき図鑑がそれくらいの価格で、断念したもの。なにごともタイミングですね。
カラフルでおもちゃ箱の中みたいな映画です。CGがとてもうまく使われてて、現実とお話の世界の混ざり方がうまい!変な病院でのお話で、舞台劇がもとになってるってことで、病院のシーンは舞台の感じがありました。お医者さん役の上川さんなんてテレビドラマとぜんぜん違う。ずっと以前に徹子の部屋で舞台での姿をみせて「陸一心(大地の子)でファンになった方がキャラメルボックスの舞台を見に来るとギャップが大きくてびっくりする」と語ってた、そのまんま!
元子役の妻夫木くんとかニューハーフの國村隼さんとか、出演者が豪華!しかも一見だれだか分からないくらい変身してます。主演の役所広司さんだって、言わなきゃ分からないかも。見終わった後でも、エンドロールで出てたのが分からなかった役者さんがいっぱいなので、もう一回みなきゃです。
交通事故で両親を亡くし、自分も記憶が一日しかもたない女の子パコ(アヤカ・ウィルソン)。毎朝枕元におかれた絵本をママからの誕生日プレゼントだと喜ぶ。偏屈な嫌われ者の大貫(役所広司)はあるとき腹を立ててパコのほっぺをひっぱたいてしまうが、翌日もパコにはぶたれた記憶がない。しかし大貫がパコのほおに触れると、「きのうもパコにさわったよね」と。覚えていないはずなのに。病院のイベントとして、パコの記憶に残るように、絵本の世界を体験させようとする患者たち。ところが・・・というお話。
役者のメイクやCGも凝っていて、小物もかわいい。カエルつながり?でケロロ軍曹たちも玩具で登場。ガンダムとか銀河鉄道999とか、エヴァンゲリオンとか、チェックするのも楽しいです。